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介護情報基盤 ケアプランデータ連携システムも統合

介護情報基盤 ケアプランデータ連携システムも統合

厚生労働省老健局高齢者支援課 介護業務改革推進官 長谷田麗子氏

 すでに運用が始まっているケアプランデータ連携システムも、今後、「介護情報基盤」にシステム統合される予定になっています。

 具体的な統合時期は調整中ですが、26年度の後半を見込んでおります。

 それに伴い、今年の5月末で終了予定の「フリーパスキャンペーン」についても、「介護情報基盤」へのシステム統合日まで期間を延長することが決まりました。現在、キャンペーンを利用されている方も対象となりますので、引き続きケアプランデータ連携システムを無料でご利用いただけます。

多職種間との情報共有の一角を担う仕組みに

 ケアプランデータ連携システムは、これまでは介護現場における生産性向上のツールという位置づけでしたが、システム統合によって「介護情報基盤」における利用者や多職種間との情報共有の一部を担う仕組みとして活用されるようになります。

 将来的には利用者、介護事業所、医療機関、保険者が、ケアプラン情報を閲覧できることを検討しています。現在、クライアントアプリ型のケアプランデータ連携システムを利用している方は、「介護情報基盤」への統合後は、「介護WEBサービス」からケアプランデータ連携システムを利用するようなイメージになります。

 このため、国としては今後も、介護事業所の皆様に、早い段階でのケアプランデータ連携システムの利用開始を促し、「介護情報基盤」のスムーズな移行や活用が行えるよう支援します。

データ連携システムのサポート費用も対象

 「介護情報基盤」の活用のための介護事業所等への支援策ですが、「介護情報基盤」の接続サポートと一体的にケアプランデータ連携システムの利用を開始するためのサポートを受ける場合は、そのケアプランデータ連携システムに関するサポート費用も助成対象に含めることにしています。

 ケアプランデータ連携システムをまだ利用していない介護事業所は、本支援策を用いて、ケアプランデータ連携システムと介護情報基盤の接続サポートを受けていただければと考えています。他に、25年度から続くケアプランデータ連携システム導入のための各種支援があり、国保連中央会のヘルプデスクサポートサイトを確認下さい。
 
 私たちが繰り返しお伝えしているのは、介護DXは一度に完成するものではないということです。

 まずケアプランデータ連携システムを使い始め、電子連携に慣れ、その延長線上で「介護情報基盤」へ移行していく。段階的に進めることで、現場に過度な負担をかけずに変化を実現できると考えています。

 そして、日々行っている確認や連絡の手間を減らしていくことで、利用者と向き合う時間を確保できるようにする――それこそが、私たちがケアプランデータ連携システムや「介護情報基盤」を通じて実現したい姿となります。
(シルバー産業新聞2026年3月10日号)

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