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余っているマスクを介護施設に届けよう

余っているマスクを介護施設に届けよう

 介護施設でボランティアしたい人と、人手を必要としている介護施設をマッチングするサービス「Sketter(スケッター)」を運営するプラスロボ(東京都港区、鈴木亮平社長)は、4月7日より、介護施設へのマスク寄付の特設サイトをオープンした。

 行政より介護施設へのマスク支給が開始されているが、まだ枚数が十分ではなく、新型コロナウイルス感染の終息の目途が立たない中で、「今後いつマスクが不足するか不安」という介護施設の声から取組みを実施した。同社の鈴木社長は「在宅勤務(テレワーク)を実施する企業が増えたことで、備蓄したマスクを使用する機会がなく余っていると耳にすることが多くなりました。そこで、マスクが必要な介護施設へ、余っているマスクを届けたいと思い、サービス実施に至りました」と取り組みの経緯を話す。

 マスクを寄付する場合は、特設サイト内で寄付可能なマスクの枚数を入力し、同社(〒106-0031 東京都港区西麻布4-11-2-406)まで送付する。配送料は自己負担。

 マスクの受け取りを希望する場合は、事業所名や連絡先の他、希望するマスクの枚数を特設サイト内の登録フォームに記入する。配送料は着払い。郵送時期は、マスクの枚数が集まった段階で先着順に順次配送する。現在25の介護施設が受け取り登録している。

 寄付・登録は同社特設サイト(https://www.sketter.jp/mask/)まで。

手作りマスクを送る「マスクプロジェクト!」

 同社では、市販マスクの寄付の他、手作りマスクを介護施設へ寄付するプロジェクト「マスクプロジェクト!」も実施している。現在、手作りマスク150枚を10施設へ寄付予定だ。

 マスクの作り方や、受け取り登録の詳細は「マスクプロジェクト!」(https://www.sketter.jp/spots/1602?date=2020-04-09)まで。

 「感染リスクと戦いながら、施設利用者のために第一線で頑張っている介護施設従事者を一緒に応援してほしい」と鈴木社長は呼びかける。

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