ニュース

介護施設の食費・居住費、8月から引き上げ 補足給付見直しで月最大4800円増も

介護施設の食費・居住費、8月から引き上げ 補足給付見直しで月最大4800円増も

 厚労省は5月29日、今年8月1日から実施する特定入所者介護(予防)サービス費(補足給付)の見直しについて周知した。介護保険施設やショートステイを利用する低所得者の食費・居住費について、基準費用額と負担限度額とを引き上げる。

 補足給付は、介護老人福祉施設、介護老人保健施設、介護医療院、ショートステイの利用者のうち、所得や預貯金額などの要件を満たす低所得者を対象に、食費・居住費の負担を軽減する制度。国が定める標準的な「基準費用額」と、利用者が負担する「負担限度額」との差額を介護保険から給付する。
今年8月からの食費・居住費の基準費用額・負担限度額(介護保険最新情報Vol.1506より引用)

今年8月からの食費・居住費の基準費用額・負担限度額(介護保険最新情報Vol.1506より引用)

 今回の見直しでは、食費の基準費用額を日額1445円から1545円に引き上げる。
 また、第3段階①・②に該当する利用者について、食費の負担限度額を日額30円~60円引き上げる。施設入所の場合、第3段階①は650円から680円、第3段階②は1360円から1420円となる。
 居住費についても、第3段階②で日額100円を引き上げる。多床室の特養等が430円から530円、従来型個室の特養等が880円から980円、老健・介護医療院等やユニット型個室は1370円から1470円となる。食費と居住費の双方が引き上がる場合、負担増は日額160円、月30日換算で4800円程度となる。
今年8月からの補足給付対象者の利用者負担段階(介護保険最新情報Vol.1506より引用)

今年8月からの補足給付対象者の利用者負担段階(介護保険最新情報Vol.1506より引用)

 利用者負担段階の判定基準も一部見直す。年金額改定を踏まえ、第2段階の所得基準は、年金収入額と合計所得金額の合計について、従来の「80・9万円以下」から「82・65万円以下」へ改める予定。厚労省は、この基準額の見直しについて現在改正作業中であり、追って通知を発出するとしている。

関連する記事

251216_ケアマネ過去問バナー_b
シルバー産業新聞 電子版 シルバー産業新聞 お申込みはこちら

お知らせ

もっと見る

週間ランキング

おすすめ記事

人気のジャンル