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SOMPOケア 「スキルドライブ」提供開始

SOMPOケア 「スキルドライブ」提供開始

 SOMPOケア(東京都品川区、鷲見隆充社長)は2月に、介護事業者向け人材育成プログラム「スキルドライブ」の提供を開始した。介護の知識・技術に関する教育体制、指導内容のばらつきなどの課題解決へ、同社が企業内大学「SOMPOケアユニバーシティ」のノウハウから、業界全体の底上げをめざす。

 同プログラムは、知識・理解・実践を一気通貫で支援する3ステップで構成。「知識」は、スマホやタブレットで場所や時間を問わず視聴できる動画研修(eラーニング)コンテンツ。介護技術やビジネススキルなど約400本を揃える。内容を細分化し、たとえば整容だけで「顔の拭き方」「ひげの剃り方」「整髪」「爪の切り方」など。1コンテンツは平均5~6分とすきま時間でも視聴しやすく、ピンポイントで習得してもらうねらいがある。

 「理解」では、eラーニングと連動したオンラインライブ研修を月7回実施。講師への質問やグループディスカッションを主体とした参加型で、動画で学んだことを現場でどのように応用するか、経験した困りごとや対応方法などを話し合い、外部からの客観的な気づきや意見を得る場とする。

 「実践」は、介護現場を忠実に再現した施設「SOMPOケアユニバーシティ」(東京都港区・大阪市)で実技研修を毎月開催。同社講師が指導にあたり、現場から特にニーズが高い移乗・移動介助や排泄介助を中心に行う。「この利用者の体格によっては動画のとおりに上手く移乗できない」など、知識と実技のギャップを埋める機会を提供する。

自身のレベルや進捗を可視化

 同プログラムには、介護職員に必要な知識や技術に関する項目に、基礎コースでは0(未実施)~3(自立遂行)のスコアをつけ、現在の自分ができること・苦手なことなどを把握するためのアセスメントツール「スキルノート」もある。一つひとつの項目がeラーニングと紐づいており、学習の進捗が可視化される。職員の意欲向上、管理者の個別研修計画作成の負担軽減にもつながる。

 価格は1事業所あたり年間13万8000円(税抜)。

 同社執行役員の吉岡清美CHRO(写真)は「知識の習得にとどまらず自ら学び続ける人材を増やし、業界全体の発展に貢献したい。まずは今年度200件の提供をめざす」と意気込む。

(シルバー産業新聞2026年4月10日号)

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