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埼玉県 「バーチャル合同入職式」開催
埼玉県は、5月30日、新しく県内の介護事業所に入職した職員や、永年勤続職員を対象とした「埼玉県介護職員合同入職式・表彰式」をインターネット上のバーチャル空間で行った。県と社会福祉協議会ら関係5団体が2013年に立ち上げた「介護職員しっかり応援プロジェクト」のひとつである同式の開催は、今年で9回目。感染対策の一環として参加者がアバターとなり式典に出席する「バーチャル形式」は初の試みで、介護職員約500人が参加した。
同式では▽大野元裕埼玉県知事の挨拶(動画)▽新任介護職員へのメッセージカード授与▽永年勤続(10年・20年)介護職員等の表彰▽現役職員が学校などで介護の魅力を発信する「介護の魅力PR隊」任命式――などが行われた。
大野知事は「今後、 介護ニーズが高い85歳以上の高齢者数は急速に増加していく。利用者や家族からの感謝のことばを醍醐味に、プロフェショナルを目指していってほしい」としつつ、介護職の魅力PRに一層注力すると意気込み、続くメッセージカード授与では、「誰もが安心して暮らせる埼玉づくりへの貢献を期待している」と新任職員へ激励のことばを送った。
大野知事は「今後、 介護ニーズが高い85歳以上の高齢者数は急速に増加していく。利用者や家族からの感謝のことばを醍醐味に、プロフェショナルを目指していってほしい」としつつ、介護職の魅力PRに一層注力すると意気込み、続くメッセージカード授与では、「誰もが安心して暮らせる埼玉づくりへの貢献を期待している」と新任職員へ激励のことばを送った。
2014年から続く「介護の魅力PR隊」には、今年度、35人の介護職員が任命された。中学・高校での出張介護授業や、就職イベントでの講演などの活動を行う予定。
式に参加した介護職員は、アバターを通じて拍手やほかの参加者とハイタッチをするなど、バーチャル空間ならではのコミュニケーションを楽しむ様子がみられた。
埼玉県高齢者福祉課の龍前主幹は「知事の激励で県として新任職員を歓迎・応援していることを示し、モチベーションアップにつながることを期待している」 と話す。
同式の終了後には、新任介護職員を対象としたワークショップがZoomで開催され、職場の垣根を越えた職員同士の交流が行われた。
埼玉県高齢者福祉課の龍前主幹は「知事の激励で県として新任職員を歓迎・応援していることを示し、モチベーションアップにつながることを期待している」 と話す。
同式の終了後には、新任介護職員を対象としたワークショップがZoomで開催され、職場の垣根を越えた職員同士の交流が行われた。
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埼玉県は、2014年の2月より、現場で働く職員が介護職の長所や特色を発信する「介護の魅力PR隊」事業を行っている。魅力的な職場づくりや介護職のイメージアップによる持続的な人材確保が目的で、県知事から任命を受けた職員がPR隊員として活動する。