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厚労省、介護保険外サービス活用へ手引き ケアマネ・包括の役割整理

厚労省、介護保険外サービス活用へ手引き ケアマネ・包括の役割整理

 厚労省は5月11日、令和7年度老人保健健康増進等事業の「身寄りのない在宅高齢者への支援に関する調査事業」と「保険外サービス活用推進等に関する調査研究事業」の報告書を周知し、自治体に対し施策の実施に活用するよう求めた。

 このうち「保険外サービス活用推進等に関する調査研究事業」では、利用者や家族に保険外サービスを情報提供する際の基本的なステップや留意点をまとめた「手引き・ポイント集」を作成。ケアマネジャーや地域包括支援センター、自治体担当者などを対象に、利用者や家族が適切にサービスを選択できるよう情報提供の流れを整理している。
 手引きでは、保険外サービスを「公的な介護保険制度ではカバーしきれない高齢者や家族の幅広いニーズに応えるインフォーマルサービスのうち、主として民間事業者等が提供するサービス」と整理。▽生活・家事支援▽配食▽移動・外出支援▽訪問理美容――の4分野を中心に例示した。
 ケアマネジャーや地域包括支援センターに期待される役割として、①情報収集・整理②情報提供③利用開始後のフォロー・連携――を示した。
 情報収集では、事業者のパンフレットや料金表、直接ヒアリング、自治体や社会福祉協議会の地域資源リスト、専門職ネットワークからの情報などを活用し、サービス内容や料金、対応エリア、利用方法を比較しやすく整理することが有効とした。
 情報提供では、本人や家族から困りごとを聞き取り、介護保険サービスや総合事業で対応できるかを確認する。制度内で対応が難しい場合は、利用目的や生活状況に応じて候補を検討し、複数の選択肢を提示する。価格やサービス内容を示し、必要に応じて見積もりを取り、納得したうえで契約できるよう支援する。
 利用開始後は、事業者との連絡体制を確認し、聞き取りやモニタリングで利用状況や満足度、生活状況の変化を把握することも求めている。

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