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要介護者にやさしいメガネ「優眠」発売 ハセガワ・ビコー
メガネの部品などを製造・販売しているハセガワ・ビコー(東京都江戸川区、工藤勲社長)は10月1日、要介護者向けメガネフレーム「優眠」を発売した。
内側に出っ張る蝶番(ツルとフロントをつなぐ部分)をなくし顔に当たらないようにするなど、長時間の臥床状態でも痛みや負担がかからないことを重視して開発された。
接合部品や金属を最小限に抑え、ツルには薄くやわらかいプラスチック、耳掛け部分にはシリコンを使用。肌当たりがよく、寝返りを打った際なども歪まず壊れにくい構造となっている。
接合部品や金属を最小限に抑え、ツルには薄くやわらかいプラスチック、耳掛け部分にはシリコンを使用。肌当たりがよく、寝返りを打った際なども歪まず壊れにくい構造となっている。
ベッドに横になった際、顔に当たっても負担の少ないしなやかなツル
メガネのズレを防ぐヘッドバンドも付属。マジックテープにはオスメスがなく、利用者本人や介助者が容易に付け外し・長さ調節できる。バンドは幅広で、施設利用者の記名にも便利。
メガネ店で購入する際、鼻パッドの高さや開き、ツルの傾斜や長さを使用者に合わせて調節してもらうことができる。
メガネ店で購入する際、鼻パッドの高さや開き、ツルの傾斜や長さを使用者に合わせて調節してもらうことができる。
ヘッドバンドの角度も簡単に調節できる
今年の日本メガネ大賞で、製造過程や技術面が優れた製品に与えられる「テクノロジー部門」を受賞。サイズ調節や着脱のしやすさといった使用者への配慮や、介護現場での実用性が評価された。
メガネ拭きとケースが付属し、価格は1万9800円(税抜)。
詳細・問合せは同社(TEL03・3655・4321)まで。
メガネ拭きとケースが付属し、価格は1万9800円(税抜)。
詳細・問合せは同社(TEL03・3655・4321)まで。



