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ねんりんピック新聞 2026in埼玉 インタビュー サッカー

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「サッカーのまち」の誇り戦術で見せつける
さいたま市 桑原一郎さん(69)

 さいたま市はJリーグの浦和レッズ、RB大宮アルディージャをはじめ多くのサッカーチームが集まる「サッカーのまち」。「そんな市の代表で、しかも地元開催。優勝を狙わないわけにはいきません」と桑原一郎さんは意気込む。5回目の出場となる今年のねんりんピックは「監督専任」として、代表チームを率いることに。試合会場の一つは、2002年日韓ワールドカップで使用された「埼玉スタジアム2002」。そのピッチに立つ日が待ち遠しいと心躍らせる。

 現役の教員でもある。大学卒業後、教諭を務める高校でサッカー部の指導を40年以上続けてきた。今は自身が所属する60歳以上のシニアチームでも選手兼監督。桑原さんと幾度となくねんりんピック出場を共にした八若行延さん(76)は「指導の実績もある。自然と『監督なら桑原だろう』という雰囲気になっていました」と厚い信頼を寄せる。
 ねんりんピックの監督として3年目。メンバーは普段、シニアリーグで一緒に戦い、あるいは対戦している人たちだ。「先発はその日のコンディションなどを見ながらなので、試合直前に決めることが多い」(桑原さん)。2日間で3試合、つまり1日はダブルヘッダーとなるため、メンバー18人の起用法が試される。

 桑原さんはチームの強みについて「幼い頃からサッカー漬けだったメンバーも多く、基礎力・技術力には自信があります。あとは、それぞれが戦況を読む力に長けている。経験値を最大限発揮していきたい」と意気込む。「私の仕事は、試合が始まってから相手の強みを早く見つけ、戦術をその都度変えていくこと。走れる60歳(最年少)を揃えて、体力勝負でくるチームもあれば、ミドルレンジからでもどんどん打ってくるチームもあります」。
 9月からはシニアリーグが始まり、日曜日はほぼ試合で埋まる。「11月の大会へ、実戦感覚を取り戻すにもちょうど良いタイミングです」(桑原さん)。

現役メンバーが再集結

 中学校でサッカーを始め、高校・大学、そして教員時代は社会人クラブでプレー。日本リーグ(現在のJ2)に加盟した期間もある。40歳からはシニアリーグ。「10歳刻みでリーグがあった。サッカーを続ける環境に、本当に恵まれていました」と桑原さんは語る。プレーヤーとしても、中盤のミッドフィールダー(MF)でゲームメイクを託されることが多いそうだ。
 現在、桑原さんと八若さんらは、それぞれ年齢別シニアリーグでの試合とあわせて、平日は「木曜クラブ」で一緒に汗を流す。「リーグには加盟していない、サッカーサークルのような集まりに近いです」と八若さん。
チーム名はもともと、木曜日を定例練習会としていたことからつけられた。60数人が所属する。
 桑原さんは「サッカーは生活の一部。若い頃にしのぎを削ったライバル、仲間たちとこうして集まるのが、何より楽しく活力になります。精神的にすごく良い」と語った。

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