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アルコ・イーエックス 多機能ボックス「ルームウォッチャー」参考出展

アルコ・イーエックス 多機能ボックス「ルームウォッチャー」参考出展

 アルコ・イーエックス(茨城県ひたちなか市、木田文二社長)は来年発売予定の多機能ボックス「ルームウォッチャー」を国際福祉機器展(H.C.R.2024)に参考出品する。(ブース番号2-09-06)

 居室に設置し、無線ナースコールやカメラ、トイレセンサーなどをつなぎ、一つの画面で管理。例えばナースコールとカメラを選択した場合、利用者がコールボタンを押すと、通知とカメラ映像を表示。居室の状況を見ながら会話ができる。会話は録画・録音に加えて文字起こし機能も。 コール時の対応の振り返りが行える。自己点検して故障を知らせるしくみも。

 通知等は同社主力製品「ペイシェントウォッチャー」(写真)の使用時と同じ端末で受信可。木田社長は「離床の有無に加え、トイレへの移動能力や転倒リスク因子の確認など、居室での生活状況の把握に対するニーズが高
まっている」と開発の経緯を話す。

 ペイシェントウォッチャーはベッド周囲の体動やバイタルを測定する非接触型の見守り機器(写真)。展示会では昨年発売した進化版「ペイシェントウォッチャーAi」も披露する。人の関節点から動作を判定する骨格認証アルゴリズムにより、検知の精度が向上。離床・起床・入床・就床に加え、端座位やずり落ち、転倒なども把握する。

 エッジコンピューティングによりカメラとAiが一体化・小型化。動作の重いAiを複数台使用しても処理速度が落ちず、発報のタイムラグがない。

 製品サイト
https://www.alco-ex.jp/product_patientwatcher.html

 問合せは同社(TEL029・275・8072)まで。

(シルバー産業新聞2024年9月10日号)

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