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関シル 新年互礼会開催

 関西シルバーサービス協会(福田光正理事長)は1月24日、大阪市内で新年互礼会を開催した。

 福田理事長は「私の法人では特養を運営するが、介護職員の処遇改善を図るため、一本化された処遇改善加算にも期待していたが、最低賃金の引上げや諸物価高騰の中で依然厳しい状況だ。介護職員が枯渇する中、福祉用具を広く地域で活用することも必要になっている。福祉用具専門相談員などの資質向上に向け、当協会の研修事業もより充実を図っていきたい」と、協会が置かれている状況の中での役割を説明した。

 新春講演会では、一昨年まで4年間、厚生労働省老健局の福祉用具・住宅改修専門官を務めた作業療法士の長倉寿子氏(兵庫県立リハビリテーション中央病院 教育・連携担当部長)が「福祉用具の専門職に求められる人材と育成」と題し、生産性向上が求められる介護現場での、福祉用具の役割や人材のあり方などを解説した。

 長倉氏は、4年間の厚労省在籍中に担った制度改定の流れを説明した後、「リーダーシップの役割は、変化に対応すること。そのためには、リーダー自身が主体性を体現し、メンバーへの信頼を示すことで、改革が円滑に進む土壌が形成される」と話した。

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