ニュース
マツ六 手すりの安全機構で「+あんしん」受賞
マツ六(大阪市、松本將社長)は先ごろ、同社の住宅改修向け製品「遮断機式手すり」が、誤使用や不注意による事故リスクを低減した製品を表彰する経済産業省の「+(プラス)あんしん」を受賞した。同制度は、メーカーなどの製品安全への取組みを表彰する経産省「製品安全対策優良企業表彰(PSアワード)」の製品部門として、今年度創設された。同社は昨年度、製品安全への取組みが特に優れた企業として、同アワードの「製品安全対策ゴールド企業」に認定されており、今回は製品自体の安全性が評価された。
フリーRレール 遮断機式手すりシリーズ
「遮断機式手すり」は、手すりの途中にドアや階段、通路などがあっても動線をつなげられる住改向けロングセラー製品。手すりの開閉時に途中で手を離してしまっても、手すりが急に落下せずにそのまま一定時間留まる「緩衝ストップ機構(スイベルヒンジ)」を発売当初から採用している。
これにより、指を挟んだり手すりが体に当たったりしてケガをするリスクを低減していることが評価され、「+あんしん」を受賞した。同賞では他に、水濡れによる発熱・発火を防ぐUSBケーブルや、蒸気孔をなくし火傷を防ぐ電気ケトルなど全6製品が表彰され、製品やパッケージなどへのマーク表示が認められた。
これにより、指を挟んだり手すりが体に当たったりしてケガをするリスクを低減していることが評価され、「+あんしん」を受賞した。同賞では他に、水濡れによる発熱・発火を防ぐUSBケーブルや、蒸気孔をなくし火傷を防ぐ電気ケトルなど全6製品が表彰され、製品やパッケージなどへのマーク表示が認められた。
受賞製品に表示されるマークには、安全対策を説明する文言も付記される
「当社はこれまで、独自の厳しい安全基準に沿った製品開発や安全利用の周知、環境配慮、製品課題のデータベース化と開発・改良への反映など、様々な取組みを実践してきた」と同社商品開発部長の岩田歩氏。これらの継続や向上などが評価され、同社はPSアワード最高位の経済産業大臣賞を20、22、24年度の3度受賞し、福祉用具関連企業として初めてゴールド企業に認定された。
「アワードは表彰だけに留まらず、製品安全に詳しい専門家からさらなる改善へ向けたアドバイスがもらえる。それにより、ワークフローの透明化や情報共有の徹底など、組織的な改善を図ることができた」(岩田氏)。
「アワードは表彰だけに留まらず、製品安全に詳しい専門家からさらなる改善へ向けたアドバイスがもらえる。それにより、ワークフローの透明化や情報共有の徹底など、組織的な改善を図ることができた」(岩田氏)。
商品開発部長 岩田歩氏
それに対して製品自体の評価となる「+あんしん」では、基本的な安全性担保はもちろん、誤使用・不注意による事故リスク低減について第三者試験機関による実証が求められるなど、厳しいプロセスを経て審査される。
岩田氏は「今後『+あんしん』マークが福祉用具でも拡がることで、安全確保に配慮した製品が可視化され、高品質な製品が適正に評価される市場につながればと期待する。当社は今後も『安全はすべてのベース』という考え方に沿って、自立支援とさらなる安全性向上に向け取り組んでいきたい」と話した。
(シルバー産業新聞2026年2月10日号)
岩田氏は「今後『+あんしん』マークが福祉用具でも拡がることで、安全確保に配慮した製品が可視化され、高品質な製品が適正に評価される市場につながればと期待する。当社は今後も『安全はすべてのベース』という考え方に沿って、自立支援とさらなる安全性向上に向け取り組んでいきたい」と話した。
(シルバー産業新聞2026年2月10日号)


