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介護現場の声に応え、竹虎が新肌着 クラファンに挑戦

本人と介護者の負担を軽くする肌着をーー。竹虎(横浜市、飯島幹夫社長)が、拘縮などがあっても楽に着脱できる「ユニバーサル肌着」を開発し、7日からクラウドファンディングサイト「CAMPFIRE」で支援を募っている。
開発のきっかけは、介護施設の職員から寄せられた「肌着の着脱は難しく時間がかかる」という声だった。現場の協力を得て着替えの際の苦労などを詳しく聞き取り、従来の介護用肌着の「かぶり式」と「前開き式」が持つ課題の解消を目指した。かぶり式はすっきりしたデザインでフィット感があるものの腕が上がりにくい人には不向きで、前開き式はボタンの掛け違いなどが手間になるという問題がある。新製品は双方の利点を生かし、これらの課題解決を図った設計となっている。
引っかかりの原因「アームホール」をなくす
最大の特徴は、アームホール(袖ぐり)をなくした衣服の既成概念にとらわれない独自の設計。同社は、着替えの際に肘や腕が引っかかる原因がアームホールや背幅にあると分析。関節への負担も考慮し、アームホール自体をなくした。これにより、腕や肩の動きが制限される人でも、衣類が引っかかることなくスムーズに着脱できる。
製品は七分袖と一分袖(写真)の2種類で、いずれも寝たままでも着脱できる。特に一分袖は、あらかじめ布団などに肌着を敷き、その上に利用者を寝かせてから着せることも可能だ。
素材は肌あたりの優しい綿100%を使用し、縫い目や縫い代が肌に触れにくい縫製を施した。おくるみのように体を包み込んでフィット感を高め、生地の摩擦による不快感を和らげる。ゆとりのある袖で腕や頭を通しやすく、熱がこもりにくい構造にするなど、快適性を高める工夫も凝らした。サイズはS-MとL-LLの2種類。
クラウドファンディングでは支援額に応じてリターンが決まる。七分袖2,300円、一分袖2,100円の早割プラン(各20着限定)も用意されている。10月8日から3日間、東京ビッグサイトで開催されるH.C.R.2025の同社ブース(S-4048)では、実際の製品に触れることができる。
製品は七分袖と一分袖(写真)の2種類で、いずれも寝たままでも着脱できる。特に一分袖は、あらかじめ布団などに肌着を敷き、その上に利用者を寝かせてから着せることも可能だ。
素材は肌あたりの優しい綿100%を使用し、縫い目や縫い代が肌に触れにくい縫製を施した。おくるみのように体を包み込んでフィット感を高め、生地の摩擦による不快感を和らげる。ゆとりのある袖で腕や頭を通しやすく、熱がこもりにくい構造にするなど、快適性を高める工夫も凝らした。サイズはS-MとL-LLの2種類。
クラウドファンディングでは支援額に応じてリターンが決まる。七分袖2,300円、一分袖2,100円の早割プラン(各20着限定)も用意されている。10月8日から3日間、東京ビッグサイトで開催されるH.C.R.2025の同社ブース(S-4048)では、実際の製品に触れることができる。