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IT導入補助金 上限450万円に引上げ

IT導入補助金 上限450万円に引上げ

 改善業務数で上限2段階に 経済産業省が実施する中小企業・小規模事業所を対象とした、「IT導入補助金」は、今年度の上限額が昨年度の50万円から450万円に引き上げられた。

改善業務数で上限2段階に

 同補助金は、企業のICT化の促進と、生産性向上を目的に、ITツールのソフトウェア費や導入費を補助する。補助率は2分の1。補助を受けるためには「決算・債権責務・資金回収管理」「会計・財務・資産・経営」等10項目のうち、一定数の業務改善に効果がある機器の導入・運用が必要。項目は全職種共通で、各項目の詳細は業種ごとに定められている。
 例えば、介護における「決算・債権責務・資金回収管理」の項目では、利用者請求や介護保険請求が対象。

 また、「業務固有プロセス」としてはケアプランの作成管理やサービス計画書の策定が含まれる(表)。

 今年度は項目数や導入・評価期間により上限額が450万円と150万円の2段階で設定される。

 450万円の場合、業務プロセス2項目を含む、5項目以上を満たす必要があり、導入後5年間の効果報告が必要。また、150万円の場合、業務プロセス1項目以上含む2項目以上を満たし、3年間の効果報告が求められる。

 導入可能な機器は、導入支援事業者として登録したメーカー等の製品に限る。登録は7月23日まで受付けており、順次HP(https://www.it-hojo.jp/)で掲載する予定。

 また、補助を希望する企業の申請は5月27日から受付を開始する。

 問合せは(☎0570・666・131)まで。

(シルバー産業新聞2019年5月10日号)

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