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オリックス自動車 車両運行管理機器「e-テレマ」
オリックス自動車(東京都港区、亀井克信社長)は企業向けに自動車の運行記録や危険運転を検知して連絡する車両運行管理機器「e―テレマ」を販売している。
同機器は車に装着することで、運転時間や速度情報、燃料情報を自動で記録する小型機器。運転中に急停止や指定した速度を超える運転を感知すると、危険運転として、登録されたアドレスにメールが送られる。
日々の運転記録や位置情報は自動で登録され、運転記録作成の負担が軽減。この他、月ごとに過去のデータとの比較が分析レポートとしてまとめられ、運転行動の改善や悪化を時系列で把握できる。危険運転回数のランキング表示も可能で、社員の運転意識向上に繋げる。
アフターフォローとして、年に1回、同社の専門スタッフが、企業にあった危険運転改善の方法や、指導内容を直接提案する。この他、随時相談も受け付けている。
現在同機器は1,900社、13万3,000台に導入され、医療・介護分野では約3,000台が導入されている。
デイサービス事業所で、社員には「e―テレマ」の詳細を伏せて導入したところ、「田んぼ道で時速90㎞の運転」など、月間1,000件以上の危険運転が発覚した。安全運転管理を行う担当者がその日のうちに危険運転を注意し、改善を促した結果、導入後1カ月で危険運転はほとんど起きなくなった。
さらに、急発進や急停車が減少したことで、燃費が導入前と比べ20%改善。事故が減ったことで、自動車保険の費用も下がった。
同デイサービス担当者は「危険運転を客観的な数値でみることができる。具体的にどこが危険で、何に気をつければいいのか、一目瞭然で指導がしやすい」と話している。
問合せは同社広報担当(☎03・6436・6030)まで。
(シルバー産業新聞2016年7月10日号)
日々の運転記録や位置情報は自動で登録され、運転記録作成の負担が軽減。この他、月ごとに過去のデータとの比較が分析レポートとしてまとめられ、運転行動の改善や悪化を時系列で把握できる。危険運転回数のランキング表示も可能で、社員の運転意識向上に繋げる。
アフターフォローとして、年に1回、同社の専門スタッフが、企業にあった危険運転改善の方法や、指導内容を直接提案する。この他、随時相談も受け付けている。
現在同機器は1,900社、13万3,000台に導入され、医療・介護分野では約3,000台が導入されている。
デイサービス事業所で、社員には「e―テレマ」の詳細を伏せて導入したところ、「田んぼ道で時速90㎞の運転」など、月間1,000件以上の危険運転が発覚した。安全運転管理を行う担当者がその日のうちに危険運転を注意し、改善を促した結果、導入後1カ月で危険運転はほとんど起きなくなった。
さらに、急発進や急停車が減少したことで、燃費が導入前と比べ20%改善。事故が減ったことで、自動車保険の費用も下がった。
同デイサービス担当者は「危険運転を客観的な数値でみることができる。具体的にどこが危険で、何に気をつければいいのか、一目瞭然で指導がしやすい」と話している。
問合せは同社広報担当(☎03・6436・6030)まで。
(シルバー産業新聞2016年7月10日号)