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SOMPOケア 新施策「未来のチャレンジ」策定

SOMPOケア 新施策「未来のチャレンジ」策定

 SOMPOケア(東京都品川区、鷲見隆充社長)は、このほど「SOMPOケア 未来のチャレンジ」を策定した。鷲見社長就任後、100日を迎え、全社で新たに取り組み施策となる。

全450施設で子ども食堂運営など

 取り組みの一つとして、同社の全国450施設で「子ども食堂」の運営を開始する。利用者と子どもの交流機会をつくり、地域住民の交流拠点となることを目指す。鷲見社長は、「地域になくてはならない価値ある仕事であることが、職員の働きがいを高める。処遇改善やワークライフバランスの充実とともに取り組んでいく」と説明する。

 人材不足については、SOMPOグループのOBOGをはじめとしたシニア人材の活用を推進するほか、介護の仕事のイメージを「変えていく」「感動できる」「価値ある」の「NEW3K」に変え、魅力を発信していくという。同時に、介護現場での各種データの活用し、介護の質向上とともに予防や未病対策に取り組むことで、介護ニーズの抑制を図る。「目指すのは『予測する介護』。介護データの収集・分析により、重度化防止につながる介入や援助のあり方を示し、自立支援につなげていく」(鷲見社長)。「これらの取組みを通じて、利用者、職員、未来社会の三方良しを成し遂げたい」と意気込む。

 鷲見社長は、SOMPOグループの介護事業立ち上げメンバーの1人。2015年にM&Aで獲得したメッセージへ出向し、現場の介護職や管理者を経験した。「4年ぶりにSOMPOケアに戻り、当社2万4000人の仲間と再び仕事ができることを嬉しく思う」と話す。好きな言葉は「必笑」。

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