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テクノエイド協会「自立支援機器を活用する就労支援プロジェクト」 モニター評価チーム公募

テクノエイド協会は今年度、新たに「自立支援機器を活用する就労支援プロジェクト」を実施する。障害者の就労を支援する機器やシステムのモニター評価を行い、自立支援機器の開発・普及、障害者の就労促進を図る。同協会は「モニター評価チーム」の公募に先駆け、自立支援機器のメーカーなどを対象とした説明会を今月開催し、現在参加を受け付けている。チームには600万円を上限に補助も行い、モニター評価を支援する。
同プロジェクトは、厚生労働省が2024年度補正予算で行う「令和6年度自立支援機器実証・普及支援モデル事業」の一環。具体的には、①自立支援機器のメーカー②仲介者(自治体の支援機関やICTサポートセンターなど)③障害者を雇用、または雇用を予定している一般企業など――の三者による「モニター評価チーム」を編成。実際に自立支援機器を使用したモニター評価を行い、その結果を広く周知することで、自立支援機器の開発・普及の推進とともに障害者の就労促進を図る。
今月、全国3会場で公募説明会を開催
テクノエイド協会は7月より、この「モニター評価チーム」を公募する。今月は東京、大阪、福岡の3会場で公募説明会を開催し、6月26日までWEBサイトで申込みを受け付けている。会場参加のほか、オンライン視聴もできるが、メーカー、仲介者、一般企業等とのマッチング支援を行う予定のため、できる限り会場参加を呼び掛けている。
1チームあたり、600万円を上限に補助も行う。自立支援機器のメーカーは製品の製造・設置費用として2分の1~3分の2を補助。仲介者の講習・モニター評価費用は全額補助する。予算額に達した時点で受付は終了する。
支援機器の対象は▽障害の種別を問わず、障害者の就労を支援する機器・システム▽障害者の就労にあたってコミュニケーション等を円滑化する機器等▽障害者の在宅や遠隔からの就労を可能とする機器等▽障害者が利用することにより業務が効率化、円滑化、実現化する機器等▽その他、障害者の就労を実現するために有用な機器――など。
1チームあたり、600万円を上限に補助も行う。自立支援機器のメーカーは製品の製造・設置費用として2分の1~3分の2を補助。仲介者の講習・モニター評価費用は全額補助する。予算額に達した時点で受付は終了する。
支援機器の対象は▽障害の種別を問わず、障害者の就労を支援する機器・システム▽障害者の就労にあたってコミュニケーション等を円滑化する機器等▽障害者の在宅や遠隔からの就労を可能とする機器等▽障害者が利用することにより業務が効率化、円滑化、実現化する機器等▽その他、障害者の就労を実現するために有用な機器――など。