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「無料オンラインレク」を配信 5月28日 Zoomで

「無料オンラインレク」を配信 5月28日 Zoomで

 NPO法人タダカヨ(東京都大田区、佐藤拡史理事長)は、Zoomでの「無料オンラインレク」を毎月開催している。5月28日開催の第7回目は、介護系トップYouTuberの石田竜生さんと、ごぼう先生の二人が登場する。

 石田竜生さんは、作業療法士でもあり、ケアマネジャーでもある。デイケアで働きながら、大阪よしもとの養成所に通い、フリーのお笑い芸人として、また舞台俳優として活動を続ける異色の介護職員でもある。YouTubeのチャンネル登録者は2万7000人以上で、総再生数は400万回を超えている。

 石田さんがYouTubeで配信している「笑える体操-手拍子だけで笑いを生み出す方法・高齢者レクリエーション」(https://www.youtube.com/watch?v=XuEYNQ9gzaE)は、50万回を超える再生回数。高齢者と一緒に手拍子するだけで、皆が不思議と盛り上がる。デイサービスのレクなどで場の空気を盛り上るワザが光っている。

 また、「下ネタがスパイスに?大爆笑の健康体操」(https://www.youtube.com/watch?v=vamzHsKP7Qw)も再生回数が多く、理学療法士の知見に基づき、自分の身体を触りながら健康づくりを楽しく提供している。その他、「いぬ・ねこで脳トレ大爆笑!」(https://www.youtube.com/watch?v=5TI_VLfsegg)も24万回再生と人気。道具を使わずに、自分の言葉や身体を使って行えるのが石田さんの特徴で、正解や勝負を競うというよりは、「あ、間違えた」という声が笑いを誘う仕掛けだ。

 ごぼう先生(やなせひろしさん)は、介護の「ご」予防の「ぼう」から“ごぼう”と命名。大人のための体操のおにいさんとして、座ったままできる体操を指導し、著書やDVDも多数出している。YouTubeチャンネル登録者は2万5100人。2025年までに、紅白歌合戦出場を目指しているという。

 最近人気なのは「LOVOT(らぼっと)との14日の暮らし」(https://www.youtube.com/watch?v=onbi8vCLz3Q)で、話題の介護ロボット「LOVOT(らぼっと)とおじいちゃんのコラボを描いたシリーズが人気で、100万回再生を突破している。

 ごぼう先生のYouTubeチャンネル
 https://www.youtube.com/channel/UCAAQP5G9PKyKj5vXXz-_jbg

 すでに前回4月29日に開催したオンライン音楽レクは、全国117施設、約1300人が参加。共催企業も増え、今回は、ITツールやレクリエーションツールなどを提供する企業7社(プラスロボ、レクシル、リリムジカ、Sus!ケアリンク、東京トラベルパートナーズ、カイテク、エブリプラス)と共催で行う。

 タダカヨの担当者は、本イベントは介護事業所のICT活用のきっかけ作りにしたいとし、「初めてZoomを使ったという参加者も多く、Zoomを使ってオンライン面会を始めたいという意見もある」と説明している。

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