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介護職の魅力伝える短編映画「もう一歩」YouTube公開
介護の仕事の魅力発信やブランディングを手がける一般社団法人KAiGO PRiDEは11月11日の「介護の日」に、介護現場で働く職員らの体験や声をもとに制作したショートムービー「もう一歩」を、同法人YouTubeチャンネルで公開した。
今後誰もが直面しうる家族の形と、それを支える介護職のプロフェッショナルな姿を描いたヒューマンドラマ。厚生労働省「令和7年度介護のしごと魅力発信等事業」の補助を受け制作した。本編約23分。
専業主婦の紗英(演:山副純子)は、認知症の症状が出始めた父・昭雄(演:大森博史)の介護のため、遠方の実家を毎週末訪れていた。介護施設への入所を勧める兄の浩介(演:奥田武士)に対し、紗英は「もう少し家族でがんばろう」と提案するが、日に日に認知症が進行する父の姿に、プロである介護職に任せることを決意。昭雄は入所後も無気力な様子だったが、リーダー職の美咲(演:中園彩香)のある気づきをきっかけに、徐々に「自分らしく生きること」を取り戻していく。
同法人のマンジョット・ベディ代表理事がメガホンを握り、ストーリーや介護シーンの監修は現役の介護職であるKAiGO PRiDEアンバサダーが担当。撮影は今年の7~8月にかけて行われた。
専業主婦の紗英(演:山副純子)は、認知症の症状が出始めた父・昭雄(演:大森博史)の介護のため、遠方の実家を毎週末訪れていた。介護施設への入所を勧める兄の浩介(演:奥田武士)に対し、紗英は「もう少し家族でがんばろう」と提案するが、日に日に認知症が進行する父の姿に、プロである介護職に任せることを決意。昭雄は入所後も無気力な様子だったが、リーダー職の美咲(演:中園彩香)のある気づきをきっかけに、徐々に「自分らしく生きること」を取り戻していく。
同法人のマンジョット・ベディ代表理事がメガホンを握り、ストーリーや介護シーンの監修は現役の介護職であるKAiGO PRiDEアンバサダーが担当。撮影は今年の7~8月にかけて行われた。
誰もが有効活用できる作品へ
11月10日に都内で行った完成披露試写会では、映画上映のほかトークセッションも開催。マンジョット氏、同法人の石本淳也代表理事のほか、監修に携わったアンバサダー2人が登壇した。
マンジョット氏はこれまでも介護職員のドキュメンタリーを中心に発信しており、俳優を起用した映画制作は初の試み。「今後の高齢社会には多くの課題が待ち受けているが、クリエイティブな力が少しずつでも解決に導くと信じている」と語った。
また同作はYouTubeで無料公開されることから、石本氏は「介護職は人を支える存在だと改めて伝えられる作品。介護職員や一般の人を問わず、ぜひ様々なシーンで有効活用してほしい」と、介護への理解を深めるツールとしての期待を寄せた。
マンジョット氏はこれまでも介護職員のドキュメンタリーを中心に発信しており、俳優を起用した映画制作は初の試み。「今後の高齢社会には多くの課題が待ち受けているが、クリエイティブな力が少しずつでも解決に導くと信じている」と語った。
また同作はYouTubeで無料公開されることから、石本氏は「介護職は人を支える存在だと改めて伝えられる作品。介護職員や一般の人を問わず、ぜひ様々なシーンで有効活用してほしい」と、介護への理解を深めるツールとしての期待を寄せた。
トークセッションの様子。(左から)石本氏、マンジョット氏、アンバサダーの古森正和氏、並木裕太郎氏
同作は12月より、全国10都市で上映会が順次開催予定。また、来年2月に東京ビッグサイトで行われる「International KAiGO Festival」での公式上映も行われる。
上映会の詳細は同法人ウェブサイトで随時更新。
上映会の詳細は同法人ウェブサイトで随時更新。



