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エアコン購入費5万円助成 高齢者世帯など対象
東京都狛江市は、新型コロナウイルス感染症の流行に伴う外出自粛により自宅で過ごす人が増えていることから、熱中症予防としてエアコンの購入・設置費用の助成を行っている。エアコンを1台も所有していない65歳以上の高齢者世帯や、生活保護・児童扶養手当の支給を受けている世帯を対象に5万円を上限に支給する。
助成は1家庭につき1回まで、差額は自己負担となる。すでに持っているエアコンの取り換えや、故障しているエアコンの修理は対象外。例年、同市では熱中症予防のための一時的な休憩所「熱中症予防スポット」を市内複数カ所に設置していた。今年度は新型コロナの感染拡大が続く状況から設置を見送り、エアコン購入費助成を実施することとした。エアコン購入費助成は今回が初めて。
同市が内閣府の調査を参考に、エアコンを設置していない世帯を抽出したところ、高齢世帯は4,259世帯中387世帯となった。できる限り外出を防ぐため、申請に必要な資料は全ての対象世帯に郵送している。8月15日時点で70世帯(高齢世帯43、生活保護受給世帯19、児童扶養手当受給世帯8)から申請があった。同市担当者は「自宅で過ごしているだけでも熱中症のリスクが高い。できる限り導入してほしい」と呼びかける。
同市が内閣府の調査を参考に、エアコンを設置していない世帯を抽出したところ、高齢世帯は4,259世帯中387世帯となった。できる限り外出を防ぐため、申請に必要な資料は全ての対象世帯に郵送している。8月15日時点で70世帯(高齢世帯43、生活保護受給世帯19、児童扶養手当受給世帯8)から申請があった。同市担当者は「自宅で過ごしているだけでも熱中症のリスクが高い。できる限り導入してほしい」と呼びかける。