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レコードブック 運動後の栄養補給を習慣に

レコードブック 運動後の栄養補給を習慣に

 レコードブック(東京都千代田区、林岳史社長)は全国約250カ所でリハビリ特化型デイサービスを展開、利用者の身体機能を維持・向上させる運動プログラムを提供している。

 同社のデイサービスは、午前・午後各3時間の半日型。事業所に到着した利用者はバイタルチェックを済ませると、トレーナーの手本に合わせて全身のエクササイズを行う。準備運動を含めて計50分間、足や肩などの可動域を広げながら全身をあたためる運動や、脳トレ・口腔体操などに取組む。30分間のティータイムでお茶やお菓子とともに会話を楽しんだ後は、グループに分かれて複数のプログラムを交代で実施。前後左右にステップを踏み、身体と脳を同時に鍛える歩行訓練や、振動で身体を刺激し、血行や骨強度の改善が期待されるマシンなどを取り入れている。

 3カ月に一度の体力測定では①身長②体重③握力④TUGテスト⑤片足立ち――の5項目を計測。身体機能の変化や維持の状態を利用者自身で確認し、運動を継続するモチベーションにつなげる。

 一般的なデイサービスと比べて、男性利用者の割合が高いのも特徴の一つ。介護サービスを受けることに抵抗感がある人も、ジムのような感覚で通い続けられている。

ティータイムに「リハたいむゼリー」

 身体機能の維持・改善を考えるうえでは、運動に加えて、日々の栄養摂取も重要となる。そこで同社の直営22店舗では、「リハたいむゼリー」(森永乳業クリニコ製)を、希望する利用者に販売している。

 同製品は、たんぱく質やビタミンDなどの栄養を手軽に摂取できるゼリー飲料。筋肉の代謝を高めるBCAA(バリン・ロイシン・イソロイシンの総称)を豊富に含み、運動前後30分以内に飲用することで効率の良い栄養補給につながる。
 
 味はマスカット、もも、はちみつレモン、甘夏の4種類。

 レコードブック新横浜駅前店では、利用者87人のうち約10人が同製品を購入。前半のプログラムを終えてティータイムを迎えると、お茶やお菓子とともにリハたいむゼリーが配られる。

 なかには店舗での提供をきっかけに、自宅でも運動や散歩の後に取り入れるなど、日常生活の中で栄養補給を意識する利用者も。3月の導入開始以来、利用者どうしの「美味しい」「飲みやすい」という口コミをきっかけに、購入する人が増えていったという。

 土屋光咲所長は「おやつも提供する中で、120gと少量で水分と栄養が摂取できるのが良い。粉末を混ぜたりする必要がなく、常温で保存できるため、職員への負担もかからない」と評価する。

 同社では今後、フランチャイズ店への導入も順次予定している。運営支援部・理学療法士の原恭太氏は「運動とセットで摂取することが習慣となり、健康づくりには栄養も重要だと意識してもらうきっかけになった。今後は、必要に応じてケアマネジャーや他の介護サービスとも栄養面の課題や摂取状況を共有し、より適切な提供ができる仕組みを検討していきたい」と話した。
「試飲をした職員からも好評でした」と土屋所長(写真右)

「試飲をした職員からも好評でした」と土屋所長(写真右)

(シルバー産業新聞2026年10月10日号)

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