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酷暑下の訪問介護 実態調査への回答呼びかけ ケア社会をつくる会
全国各地で40度を超える危険な暑さが続く中、ホームヘルパーの勤務環境が懸念されている。市民団体「ケア社会をつくる会」(世話人・小島美里、中澤まゆみ)は、昨年に続き、訪問介護の現場で働くヘルパーを対象に「暑さ対策事業」に関する実態調査を行っている。締切は8月15日で、広く回答を呼びかけている。
同会は昨年8月、猛暑の中で各家庭を訪問せざるを得ないヘルパーの実態を調査し、約1カ月で851人から有効回答を得た。炎天下の移動により、めまいや頭痛、しびれ、嘔吐など熱中症に類する症状を訴える声が寄せられ、なかには倒れかけたという事例も報告された。
冷却グッズや飲料など暑さ対策にかかる費用は自己負担のケースが多く、経済的な負担が大きい。こうした環境から「退職を考えた」という回答もあり、人手不足が深刻な訪問介護において、一層離職が加速することへの懸念も示された。
昨年秋に開催された社会保障審議会介護保険部会でも、暑さなどの厳しい環境下におけるヘルパーの就労実態について指摘があった。
また11月には同会が、高市早苗首相と上野賢一郎厚労相宛に「訪問介護の崩壊を食いとめる施策を求める要望書」を提出した。
冷却グッズや飲料など暑さ対策にかかる費用は自己負担のケースが多く、経済的な負担が大きい。こうした環境から「退職を考えた」という回答もあり、人手不足が深刻な訪問介護において、一層離職が加速することへの懸念も示された。
昨年秋に開催された社会保障審議会介護保険部会でも、暑さなどの厳しい環境下におけるヘルパーの就労実態について指摘があった。
また11月には同会が、高市早苗首相と上野賢一郎厚労相宛に「訪問介護の崩壊を食いとめる施策を求める要望書」を提出した。
黒田秀郎老健局長(右から2人目)に要望書を手渡す同会メンバーら
暑さ対策用品などの購入費を補助
厚労省は今年から、物価高騰や猛暑などの厳しい環境下でも介護サービスを継続できるよう、都道府県を通じて「介護事業所等及び介護施設等に対するサービス継続支援事業」を実施している。
訪問・通所系サービスでは、①燃料費、有料道路通行料等の移動に伴い必要な経費②ネッククーラー(ヒーター)、熱中症対策ウオッチ、冷感(防寒)ポンチョ、スパイクタイヤ、スタッドレスタイヤ等の猛暑対策用品や雪害対策用品――が補助対象。
入所・居住系サービスなどでは、燃料費に加え、スポットクーラーや遮熱・遮光カーテン、サーキュレーターなど温度・湿度管理に必要な設備や物品の購入費も対象となっている。
今回の実態調査では、こうした国の支援策の普及や活用状況を把握するとともに、物品による支援だけでは解決できない困りごとや要望についても尋ねる。集まった意見は、国・自治体への要望書や記者会見などを通じて発信し、制度改善につなげる方針。
同会は「アンケートの拡散は大歓迎。現場の声が制度を動かす力になる」と協力を呼びかけている。
訪問・通所系サービスでは、①燃料費、有料道路通行料等の移動に伴い必要な経費②ネッククーラー(ヒーター)、熱中症対策ウオッチ、冷感(防寒)ポンチョ、スパイクタイヤ、スタッドレスタイヤ等の猛暑対策用品や雪害対策用品――が補助対象。
入所・居住系サービスなどでは、燃料費に加え、スポットクーラーや遮熱・遮光カーテン、サーキュレーターなど温度・湿度管理に必要な設備や物品の購入費も対象となっている。
今回の実態調査では、こうした国の支援策の普及や活用状況を把握するとともに、物品による支援だけでは解決できない困りごとや要望についても尋ねる。集まった意見は、国・自治体への要望書や記者会見などを通じて発信し、制度改善につなげる方針。
同会は「アンケートの拡散は大歓迎。現場の声が制度を動かす力になる」と協力を呼びかけている。


