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UDF生産量2.4倍に 日本介護食品協議会

UDF生産量2.4倍に 日本介護食品協議会

 日本介護食品協議会(森佳光会長)は2019年のユニバーサルデザインフード(UDF)の生産統計を公表した。生産量は前年比141.5%増の5万8387トン、生産額は430億4400万円(同50.3%増)といずれも大幅増となった。

 UDFは、介護食品等を食べやすさのレベル「容易にかめる」「歯ぐきでつぶせる」「舌でつぶせる」「かまなくてよい」で分類したもの。「とろみ調整剤」を加えた5種類のUDFマークが登録商品のパッケージに記載される。介護ショップだけでなく、ドラッグストアやスーパーなどの小売店での取扱いも多い。4月末時点で1989商品が登録されている。

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 生産量では特に「容易にかめる」が3万5664トン(469.1%増)、区分2の「歯ぐきでつぶせる」が6294トン(119.2%増)で共に大きく伸ばした。「容易にかめる」では山崎製パンの製品が多く新登録されたこと、「歯ぐきでつぶせる」ではすでに業務用の介護食品として活用されていた製品がUDFに登録されたことに起因する。

(シルバー産業新聞2020年7月10日号)

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