ニュース

あかね福祉 寝たまま移乗「水平移乗ボード 楽シート」発売

あかね福祉 寝たまま移乗「水平移乗ボード 楽シート」発売

 「持ち上げ介助ゼロ運動」に取り組むあかね福祉(福島県白河市、田中けい子社長)は、このほど同社製品「水平移乗ボード 楽シート」を改良、販売を開始した。

 座位のとれない利用者が寝た姿勢のまま、移乗介助を行えるのが同製品の特長。電動介護ベッド、フルリクライニング車いす、ストレッチャー間での水平移乗ができる。従来、2人がかりで抱えるなど、介護者、利用者双方に負担が大きかった移乗を1人で持ちあげることなく、安全に行える。

 中板には硬さと柔軟性を兼ね備えた素材を使用しており、移乗先とのすき間や段差を安全に乗り越える。裏面は横方向へすべりやすい生地を採用し、少ない力でスムーズに移乗可能。足元を固定するポケット部は、面ファスナーで開閉式に改良し、股関節や膝、足の甲に変形がある人でも使用できるようになり、対象が広がった。

 コンパクトに折りたためるため、収納や持ち運びにも便利。またフルリクライニング車いすの背を起こした時には、臀部がしっかりとフィットする設計になっている。持ち手も丈夫で、80kgの利用者まで対応できる。

 移乗専用の標準タイプと体圧分散性に優れたクッションタイプがある。価格はそれぞれ税込で3万1500円、8万850円。TAISコード取得製品。

 問合せは同社(TEL.024・937・5022)まで。


(シルバー産業新聞2013年6月10日号)

関連する記事

2024年度改定速報バナー
web展示会 こちらで好評開催中! シルバー産業新聞 電子版 シルバー産業新聞 お申込みはこちら

お知らせ

もっと見る

週間ランキング

おすすめ記事

人気のジャンル