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ケアテックス名古屋 2月2~3日開催

ケアテックス名古屋 2月2~3日開催

 介護用品・機器・サービスが一堂に集まるBtoBの展示・商談会「ケアテックス名古屋」が2月2日、3日の両日、名古屋市中小企業振興会館(吹上ホール)で開かれる。今年で3回目。同時開催の「ケアフード名古屋」「介護システム名古屋」「見守りシステム名古屋」とあわせて約100社・団体が出展する。

 セミナーは21セッション。藤田医科大学講師・小山総市朗氏による「高齢者の『安心快適で活動的な暮らし』を支援する『ロボティックスマートホーム』(3日13時30分)や、ケアコネクトジャパンの企業セミナー「ケアコネクト~CAREKARTEによる科学的介護の実現~」(2日10時40分)など、介護報酬上でも評価される最新のテクノロジー・ICTの活用を学ぶことができる。

 入場料は5000円。招待券持参またはウェブ(http://nagoya.caretex.jp/)から来場事前登録を行えば無料。出展社ブースへの来場予約を事前に行い、当日実際に商談すれば、抽選でプレゼントが当たるスタンプラリーも初めて実施する。

 問合せは運営会社のブティックス(TEL03・6303・9801)まで。

M&Aに人材支援強化 ウィルオブ社と提携

 ブティックスは昨年11月、人材派遣や外国人就労支援等を手がけるウィルオブ・ワーク(東京都新宿区、告野崇社長)との業務提携を開始した。

 M&Aの売り手・買い手で人材課題を抱える企業へ、ウィルオブ・ワークの人材サービスを紹介する。同様に、ウィルオブ・ワークの顧客でM&Aのニーズがある企業にはブティックスを紹介する。介護事業所の経営課題へ相互にアプローチするしくみだ。

 M&A仲介業はブティックスの主要事業の一つ。介護業界に特化し、これまで7年間で623件の支援を行ってきた。今回の提携に伴い、12月15日に開催したオンラインセミナーで同社常務取締役・速水健史氏は「競争激化と人材不足、さらに介護報酬の引下げ等により、2015年以降、介護業界は厳しい状況に突入している」と指摘。「大手・中堅企業は新設・買収で規模の利益をはかり、中小・零細は経営悪化し廃業・売却という二極化が進んでいる」とM&A急増の背景を説明した。

 ウィルオブ・ワークは全国5000カ所以上の介護事業所・病院へ介護職員の派遣・紹介を展開。外国人の雇用支援サービスも手がける。人材定着支援の一環として、厚生労働省の職業性ストレス簡易調査票に独自項目を追加し、介護業界向けにアレンジした「ストレスチェックfor介護」も提供する。

(シルバー産業新聞2022年1月10日号)

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