「かわさき基準（KIS）」は、自立支援を中心に８つの理念に基づいており、高齢者や障害者、介護者の視点に立った革新的な福祉製品を対象としている。これまで多くの優れた福祉製品・サービスを認証し、安心・安全な製品の普及に貢献してきた。

　今年度からは、複数台の導入が効果的な見守り支援機器等のソフトウェア関連機器も補助対象となり、補助限度額は30万円（補助率２分の１以下）を助成する。

　対象は市内で１年以上同一事業を行っている福祉・介護施設、その他の施設等を有する法人または団体。かわさき基準認証製品の▽購入費または借受料▽運搬費▽設置または配置にかかる工事費――などを補助する。消費税と地方消費税相当分は補助対象外。

　25年１月31日（金）まで公募を受け付ける。
　かわさき基準認証製品は同市ホームページ（https://www.city.kawasaki.jp/280/page/0000083978.html）またはパンフレット（https://www.city.kawasaki.jp/280/cmsfiles/contents/0000128/128062/R6_Pamphlet.pdf）で確認できる。
　問合せは同市（☎０４４・２００・３２２６）まで。

　「かわさき基準」の２０２４年度の認証福祉製品の募集を２０２４年７月３１日（水）まで受け付けている。

　対象となる福祉製品は、介護保険の対象となる福祉用具、障害者総合支援法に基づく補装具、日常生活用具、共用品・ユニバーサルデザイン製品、自助具、介護・介助支援機器など。

　募集対象者は、以下のいずれかに該当する企業であること。
・川崎市内に事業所等の拠点を持ち、当該製品の開発や製造を行う企業
・川崎市内に拠点を持ち、当該製品の販売を行う企業
・川崎市内への拠点の立地を具体的に検討している川崎市外の企業
・川崎市内に拠点を持つ企業と共同で製品の開発を予定している川崎市外の企業

　応募者（企業）はモニター評価等によるニーズ把握が可能で、福祉施設等で実際のユーザーや支援者からのフィードバックを受けることができる。また、認証後は川崎市の公式ウェブサイトやパンフレットへの掲載、紹介動画の公開などにより製品の認知度向上が期待される。さらに、「川崎市福祉製品導入促進補助金」の助成対象製品となり、市内施設への導入が促進される他、市主催の展示会への出展機会も提供される。認証製品は「かわさき基準（KIS）」のロゴマークを使用した広報もできる。

　詳細は同市ホームページ（https://www.city.kawasaki.jp/280/page/0000166165.html）まで。