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ワキタ 感染対策商品 取扱い開始

ワキタ 感染対策商品 取扱い開始

総合商社のワキタ(大阪市、脇田貞二社長)はこのほど、介護事業所・施設で活用できる感染対策商品の取り扱いを始めた。いずれも、都道府県の判断により、新型コロナウイルス感染症緊急包括支援事業(かかり増し経費支援)の対象となる。

1L3~5円で電解水生成

 次亜塩素酸水生成装置「ウェルクリン・テ・ネオ」(上写真:OSGコーポレーション=大阪市、溝端雅敏社長)は、食塩水と少量の塩酸を含む添加液を加えた水を電気分解し、食品添加物の微酸性次亜塩素酸水を生成する。手すりやドアノブ、床など、施設内のあらゆる箇所のウイルス除去・除菌に活用できる。弱酸性で手荒れもしにくい。本体には非接触型センサーを搭載し、手を触れず衛生的に操作・使用できる。

 生成される電解水の有効塩素濃度は、30~50㎎/L(ppm)。経済産業省と製品評価技術基盤機構(NITE)が昨年6月に発表した、新型コロナウイルスに有効な消毒・除菌方法では、汚れを事前に落とし、有効塩素濃度35㎎/L(ppm)以上の流水を掛け流すか、80㎎/L(ppm)以上の水で濡らし拭き取る方法が示されている。塩素系漂白剤や洗剤などを決められた濃度に希釈する手間がなく、1Lあたり3~5円とランニングコストも抑えられる。

0.2秒で±0.1度の高精度検温

 玄関口などで入館者の体温を測る検温システム「HESTA AIセキュリティゲート」(大倉=大阪市、川合南都子社長)は、高性能サーモグラフィーカメラを搭載し、マスクのまま約0.2秒と瞬時に検温できる。測定精度は±0.1度と業界トップクラス。体温異常があったりマスクを着けていない場合には、アラームで通知する。AIによる顔認証も可能で、マスクをしたまま検温と同時に個人を自動判別。3万件分のデータを自動保存するので、勤怠管理や防犯対策、感染発生時の追跡などにも活用できる。

 高さ約138㎝のスタンド型、車いす利用者など誰でも使いやすい卓上型のコンパクトタイプ、複数人を同時に測れるシステムタイプを揃える。スタンドタイプにはオプションで、手指に消毒液を噴霧するディスペンサーも設置できる。

 問合せはワキタ(大阪:電話06-6449-1914、東京:電話03-5439-4634)まで。

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