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快適な環境を作り、電気代を削減 室内の暖かさや涼しさをとどめて空気換気 三菱電機 ロスナイシリーズ

快適な環境を作り、電気代を削減 室内の暖かさや涼しさをとどめて空気換気 三菱電機 ロスナイシリーズ

 三菱電機(東京都千代田区、杉山武史社長)は、室内の暖かさや涼しさをとどめて空気を入れ替えることができる、換気機器「ロスナイ」シリーズを展開している。同商品は1970年に世界で初めて(※1)紙でできた熱交換器を搭載した熱交換形の換気機器で、紙のもつ熱と湿度を通す性質を利用して、室内の温湿度を保ちながらの換気を実現した。

 一般的な換気では、外の空気はそのまま室内に取り入れ、室内の空気は暖かさや涼しさも一緒に排出されてしまう。

 同商品は排気用と給気用の2つのファンを搭載。それぞれの空気が交わらないよう、熱交換器の仕切板で完全に区切られ、常にきれいな空気を室内に取り込む。

 室内の空気を排気する際に、熱(温度)と湿気(湿度)を熱交換器が回収し、取り込んだ外気と一緒に室内に戻す。
温度は約5~8割が回収され、冷暖房負荷や電気代を削減する事ができる。

 また、外気清浄フィルターが標準装備され、外気と共に入ってくる花粉等などの10㎛以上の粒子を約82%(質量法)カットする。
天吊露出形ロスナイ(換気機器)

天吊露出形ロスナイ(換気機器)

感染対策としての換気設備導入補助事業も

 コロナ禍を受け、換気機器の導入補助事業等もある。環境省は「大規模感染リスクを低減するための高機能換気設備等の導入支援事業」で、設置費や工事費を1/2補助する。

 厚生労働省では、コロナ禍への対応として換気設備の導入を補助する「地域介護・福祉空間整備等施設整備交付金(ハード交付金)」が来年度も継続実施される。

 ロスナイシリーズは種類が豊富で、共有部等広いスペースの換気に適した天井埋込型から、居室等の設置に適した、比較的工事が容易な壁据付けタイプなど様々取り揃える。

静音の空気清浄機能付循環ファンで臭いや花粉を抑制

 室内のニオイや花粉、ウイルス(※2)を抑制する天井設置型の空気清浄機能付循環ファンもある。
本体内部のユニットには、三菱電機独自の「ヘルスエアー機能」を搭載している。

 吸い込まれた空気に含まれる大きな粒子は、ほこり取りフィルターで捕集。次に、「ヘルスエアー機能」ユニット内の電界・放電空間を通過し、花粉や菌などを抑制、電気集じんする。最後に脱臭フィルターで臭いを除去し、これらを繰り返すことで空間の空気を清浄する。

 搭載する脱臭フィルターは、▽汗臭や排泄臭(アンモニア)▽体臭(ノネナール)▽消毒臭(エタノール)▽生ごみ臭(アンモニア・メチルメルカプタ・硫化水素)など様々なニオイも抑制する。

 24時間連続で使用した場合の電気代は約136円/月(※3)とランニングコストが安いのも特長だ。

 一般的な床置型の空気清浄機は性能が優れている一方で、運転音が気になったり、本体とぶつかるリスクもある。

 同社担当者は「24時間小風量で運転することで、常にお部屋の空気をきれいに保ち、静かで快適な生活空間づくりをサポートする」と説明する。
天井設置型の空気清浄機能付循環ファン

天井設置型の空気清浄機能付循環ファン

既存の介護施設にも比較的簡単な工事で設置できるケースもあることから、設置の容易さや居室での排泄臭改善のため導入が増えているという。

 問合せは同社「換気の相談窓口」(☎0120-726471/ホームページhttps://www.mitsubishielectric.co.jp/ldg/ja/air/products/ventilationfan/solution_guide/index.html)まで。
※1:紙製全熱交換器において。1970年発売

※2:25m3密閉空間での試験結果(風量:40m3/h、416分後の効果)
実際の使用空間での試験結果ではありません。
【試験機関】(独)国立病院機構 仙台医療センター臨床研究部ウイルスセンター
【試験方法】25m3の密閉空間にウイルスを噴霧し、一定時間後に試験空間内の空気を回収し、その中にいるウイルスをプラーク法で測定
【抑制方法】「ヘルスエアー®機能」ユニット内を通過
【対象】浮遊したウイルス 【試験結果】JC-10 KR(強運転)の稼働有無で416分で99%抑制(仙医R2- 001号)。試験は1種類のウイルスで実施。

※3:〈試算条件〉機器運転条件:JC-10K、弱運転(60Hz)機器運転時間:1日24時間、1ヶ月30日間 電力料金目安単価:27円/kWh(税込)

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