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自分の声を取り戻す! 機器開発に向けクラウドファンディング実施中 東京医科歯科大学
東京医科歯科大学摂食嚥下リハビリテーション学分野の戸原玄教授と山田大志氏は、のどのがんの手術や、気管切開など様々な理由で声を出せなくなってしまった人が「声」を出すことを支援する機器「Voice Retriever(ボイスレトリーバー)」の開発に向け、11月23日までクラウドファンディングを行っている。
ボイスレトリーバーは、スピーカーが付いたマウスピースで、スピーカーに接続した外部の音源から音(声)がでる。話すときのように口を動かせるが、声が出せない人が使うことで、自分の声に近い音で会話が行えるのが特徴。
使い方は、マウスピース(スピーカー)を装着し、音源の電源を入れる。口の中で音がなっている間に、喋るように口を動かして話すことで、音源から自身の声に近い発話・会話が行える。
11月18日時点で、第1目標「ボイスレトリーバー量産化に向けた必要経費300万円」と第2目標「装置の改良とさらなる量産化に向けた必要経費800万円」の目標を達成。現在は、機器の無線化やより自由な発声の実現に向けた費用として、第3目標1800万円を目指している。
期間は2021年11月25日(木)23:00まで。
期間は2021年11月25日(木)23:00まで。
クラウドファンディングの詳細はこちら(https://readyfor.jp/projects/voiceretriever)