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1月28日 説明会開催 大阪府「令和6年度外国人介護人材マッチング支援事業」 特定技能・インターンシップ受入れを支援
大阪府では「令和6年度外国人介護人材マッチング支援事業」を今年3月まで実施。公益社団法人WE ARE ASIAN共同企業体(大阪市天王寺区)が業務委託を受け、初めて外国人介護人材を受け入れる府内の施設・事業所向けの説明会とマッチングの支援を行う。外国人人材の円滑な採用を促進し、介護人材の不足を補うことを目指す。
本事業では、外国人介護人材の採用をめざす府内の介護施設を対象に説明会を実施。事例紹介を交えながら、受け入れに関する悩みや求人の方法、面接や費用に関する相談に応じる。マッチング対象国であるベトナム、ミャンマー、フィリピンからの特定技能外国人材の採用や、ベトナムのドンア大学からのインターンシップ生の受け入れを支援する。
府の介護人材確保は急務
府の介護人材不足は、今年は2・4万人、40年には6・8万人に上ると推計される。有効求人倍率は4倍台で推移しており、人手不足は慢性化している。
府では一昨年、「大阪府介護・福祉人材確保戦略2023」を策定し、取組項目の一つとして、外国人介護人材の受け入れ促進と育成を掲げた。「外国人介護人材マッチング支援事業」を推進し、外国人人材受け入れに多くの支援実績をもつWE ARE ASIAN共同企業体が府公募型プロポーザルでの最優秀提案事業者に選定され、受託事業者となった。
府では一昨年、「大阪府介護・福祉人材確保戦略2023」を策定し、取組項目の一つとして、外国人介護人材の受け入れ促進と育成を掲げた。「外国人介護人材マッチング支援事業」を推進し、外国人人材受け入れに多くの支援実績をもつWE ARE ASIAN共同企業体が府公募型プロポーザルでの最優秀提案事業者に選定され、受託事業者となった。
特定技能外国人受入れを手厚くサポート
介護分野における国の外国人人材の受け入れ制度であるEPA、特定技能1号、技能実習制度はいずれも日本での就労期限が定められているが、介護施設での一定期間の実務経験や日本語能力要件を満たすことによって、介護福祉士国家試験の受験資格を得ることもできる。同試験に合格し介護福祉士の資格を取得すれば、実質的な在留期間の制限がない在留資格「介護」に移行できる。
本事業の対象となるのは、特定技能制度によるベトナム、ミャンマー、フィリピンからの人材。対象者の在留資格は5年間で、国の介護技能評価試験をクリアし、日本語の簡単な会話や文章を理解できる日本語能力試験N4レベル以上の日本語力をもつ。
来日後、3年以上の介護の実務経験と、専門的な日本語が理解できるN2レベルを満たすことで、介護福祉士国家試験の受験資格の取得および在留資格「介護」をめざす道が開ける。
本事業の対象となるのは、特定技能制度によるベトナム、ミャンマー、フィリピンからの人材。対象者の在留資格は5年間で、国の介護技能評価試験をクリアし、日本語の簡単な会話や文章を理解できる日本語能力試験N4レベル以上の日本語力をもつ。
来日後、3年以上の介護の実務経験と、専門的な日本語が理解できるN2レベルを満たすことで、介護福祉士国家試験の受験資格の取得および在留資格「介護」をめざす道が開ける。
1月28日に説明会開催
インターンシップ(特定活動「告示9号」)は海外の医療福祉系大学の学生などがインターンシップ生として1年間来日し、日本の介護施設で就業体験を行いながら日本語や介護の実務を学ぶ。今回の学生を派遣するドンア大学は、ベトナム第3の都市ダナン市にある総合大学で、国内外の企業との協力実績がある。
本事業では、今年11月から来年10月にかけてインターンシップ生の受け入れを行い、滞在期間中に特定技能試験の受験・合格をめざす。その後一旦帰国し、大学卒業後に特定技能制度で再来日して就業をめざす学生が対象となる。
詳細は、1月28日(火)に第4回目の説明会(大阪YMCA会館およびWeb)で実施予定。申込期限は1月21日(火)。
問合せ・申込みは同法人(☎06・6776・4525、または申込フォーム)まで。
本事業では、今年11月から来年10月にかけてインターンシップ生の受け入れを行い、滞在期間中に特定技能試験の受験・合格をめざす。その後一旦帰国し、大学卒業後に特定技能制度で再来日して就業をめざす学生が対象となる。
詳細は、1月28日(火)に第4回目の説明会(大阪YMCA会館およびWeb)で実施予定。申込期限は1月21日(火)。
問合せ・申込みは同法人(☎06・6776・4525、または申込フォーム)まで。