同社オンラインアライアンス事業開発部・江田雄二課長は「今年１２月以降は、道路交通法改正によりアルコールチェッカーを使った酒気帯び確認と、記録・保管の完全実施が予定される。法令順守は当然ながら、介護業務以外に労力を割きたくない現場に向けたサービス」と話す。

　

　警察庁は６月８日、白ナンバーの車両を５台以上、または定員１１人以上の車両を１台以上保有する事業所に対し、今年１２月１日よりアルコール検知器を用いた飲酒検査の義務化を発表。事業所の安全運転管理者には、ドライバーが運転前後に行うアルコール検知器を用いた飲酒検査の結果の確認やチェック記録の１年間の保管等が義務付けられた。

　江田課長は「夜間対応型や訪問系事業所にとって、直行・直帰などに影響をおよぼすおそれがある」と指摘する。

　同社の新システム「ＦＬＥＥＴＧＵＩＤＥ」は、期日・点呼・日報等の情報をスマホやＰＣでクラウド管理ができ、アルコールチェックサービス「ＡＬＣクラウド」と連携することで、義務化された飲酒検査への法令対応まで一括して行える。

　江田課長は「車検の時期を気にかけたり、日報や記録を管理したりするのはテクノロジーに任せて、現場の介護職員がより質の高いサービスを提供できるような環境づくりに貢献したい」と話した。

　月額利用パック料金（２５人まで）１万６２５０円～。問合せは同社（ＴＥＬ０８００・２２２・３０４５）まで。

（シルバー産業新聞２０２３年８月１０日号）

日時：２０２３年９月７日（木）　１４時～１５時
          ２０２３年９月２１日（木）　１４時～１５時
          ２０２３年１０月１２日（木）　１４時～１５時

会場：ウェビナー（オンライン）

定員：各回１００人

参加費：無料

プログラム
【第１部】約４０分
車両に関する期日管理や、日報の作成が行えるサービス「ＦＬＥＥＴＧＵＩＤＥ」

・日報の紙管理をやめたい
・アルコールチェックサービスと連動した日報管理システムを検討している
・車検の期日や、法定点検の期日をリマインドしたい

安全運転管理業務に必要な項目はどんなことがあるのか、アルコールチェックのみでなく、社用車運用において必要な義務事項からポイントを押さえて解説

【第２部】約２０分
運転前の点呼業務におけるアルコールチェックサービス「ＡＬＣクラウド」

・紙管理でアルコールチェックの運用を導入したものの、運用が上手くいっていない
・法改正の延期でサービスの検討を先送りにしていたが、そろそろどうするか考えたい
・そもそもクラウド管理の仕組みがどのようなものなのか知りたい

アルコールチェックサービス運用における事前準備に必要なポイントや、直行直帰対応の方法などを案内

※説明会は２部開催で、どちらかのみの参加も可能

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