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デイ経営 大規模ほど高収支差率 福祉医療機構
福祉医療機構は先ごろ、「2017年度通所介護事業所の経営状況について」を公表した。通所介護事業所の収支差は、地域密着型で2.1%、通常規模型で6.4%、大規模型(Ⅰ)で11.8%、大規模型(Ⅱ)で12.6%となっており、事業規模が大きいほど収支差率は高かった。
地域密着型の収益差は2.1%と、前年の1.3%より上昇。赤字割合は45.5%で、前年の50.6%より改善したが、依然半数近い施設が厳しい経営状態にある。
要因として、地域密着型は人件費率も4区分の中で最も高い。黒字施設・赤字施設を比較すると、年間営業日数で約10日、利用率は約9ポイント黒字施設の方が上回っていて、利用者1人1日あたりの収益は黒字施設が385円高く、年間では657万5,000円の差が生じている。
(シルバー産業新聞2019年9月10日号)
要因として、地域密着型は人件費率も4区分の中で最も高い。黒字施設・赤字施設を比較すると、年間営業日数で約10日、利用率は約9ポイント黒字施設の方が上回っていて、利用者1人1日あたりの収益は黒字施設が385円高く、年間では657万5,000円の差が生じている。
(シルバー産業新聞2019年9月10日号)