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国試合格者発表 介護福祉士6万人超 合格率72%に上昇

国試合格者発表 介護福祉士6万人超 合格率72%に上昇

 福祉・介護関連資格の国家試験の合格者が、順次発表された。前年合格率が2年ぶりに7割台に回復した介護福祉士は、受験者8万3082人(前年比1401人減)、合格者6万99人(同124人増)で、6万人を超え、合格率は過去2番目に高い72.3%に上昇した。合格者の内訳は、男性1万7447人(29.0%)、女性4万2652人(71.0%)で、前年より多少女性の比率が増えた。

 年齢別では、41~50歳が26.6%で最多、次いで21~30歳が24.4%、31~40歳が19.7%、51~60歳が17.8%で、61歳以上は3.7%だった。

 受験資格別では「老人福祉施設の介護職員等」が54.2%で最も多く、次いで「訪問介護員等」(13.1%)、「介護福祉士養成施設」(7.8%)、「障害者福祉施設の介護職員等」(7.8%)、「介護老人保健施設・介護医療院の介護職員等」(6.3%)「医療機関の看護補助者等」(6.1%)、「福祉系高校(専攻科含む)」(3.8%)の順だった。

EPA合格者、374人

 なお、EPA介護福祉士候補者の合格者(初受験・再受験合わせて)は、インドネシア122人(合格率27.2%)、フィリピン96人(同25.3%)で、前年合格率92.1%を記録するなど高い合格率を続けるベトナムは今回も186人が受験し156人が合格し、合格率は83.9%と高水準を維持した。EPA全体の合格者(3国合計)は、過去最高だった昨年の440人に次ぐ374人(前年比66人減)となり、合格率は36.9%で、前年の46.2%に及ばなかった。

 EPA介護福祉士候補者の累積合格者は、インドネシア845人、フィリピン651人、ベトナム640人の合計2136人となった。

 社会福祉士は、合格者数が1万742人で、合格率は前年よりあがって31.1%だった。精神保健福祉士は合格者数が4267人で、合格率は65.6%で前年よりやや上昇した。両福祉士とも受験者、合格者ともに微減傾向が続いている。

 看護師は、6万5025人が受験して、5万9344人が合格し、合格率は91.3%で、受験者、合格者ともに微増傾向にある。

(シルバー産業新聞2022年4月10日号)

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