コラム

「安心して暮らせる社会の構築を」 厚労大臣 塩崎恭久

「安心して暮らせる社会の構築を」 厚労大臣 塩崎恭久

 塩崎恭久 厚生労働大臣 より、ねんりんピック長崎2016の開催にメッセージをいただきました。

 「長崎で ひらけ長寿の 夢・みらい」をテーマとした「第29回全国健康福祉祭ながさき大会(ねんりんピック長崎2016)」の開催を心からお慶び申し上げます。
 我が国は、人口の減少に伴い世界に前例のない速さで高齢化が進み、これまで世界のどの国も経験したことのない超高齢社会を迎えております。
 この超高齢社会において、誰もが将来に夢と希望を持ち、生き生きと暮らしていくためには、年齢や性別、置かれている生活環境などにかかわらず、安心して暮らせる社会を構築する必要があります。
 こうした中で、高齢者が元気で生きがいを育むとともに、世代や地域を超えて人と人とのつながりを結ぶことなどを目的として開催される全国健康福祉祭(ねんりんピック)は、この超高齢社会を健やかで明るいものとする上で大変意義のある大会であります。
 今回の「ながさき大会」では、過去最多となる26種目のスポーツ・文化交流大会が、離島地域を含む県内の12市3町で開催されるほか、大会参加者に贈られるメダルや楯に長崎の磁器を使用するなど、長崎県の特色を活かしたものとなっています。また、県内の全ての市町の老人クラブ連合会の皆様が参加し、豊かな経験や技術を活かした地域文化等の伝承活動を紹介・展示する「地域文化伝承館」や、長崎らしさ、長崎の魅力を表現する「ファッションショー」、高齢者が創作した日本画、洋画、彫刻、工芸、書、写真の6部門の作品を展示する「美術展」など、さまざまな催しも予定されています。
 全国各地からご参加いただいた皆様には、日頃の練習や活動の成果を遺憾なく発揮していただき、競技や文化活動を通じて多くの方々との交流を深められ、地域や世代を超えた強い絆がいつまでも続くような大会になることを期待いたしております。

(ねんりんピック新聞2016in長崎)

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