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「優勝戦で戦おう」 おしどりテニス夫婦
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「テニス一家」だ。脩さんが、会社に入ってから始めたテニスに熱中している時に、高校時代にテニスを始めていた美津枝さんが入社し、テニスを通じて意気投合。結婚に至るのも自然の成り行き。結婚後は、仕事以外はテニスありきの生活が続く。
長崎県長崎市 加治屋脩さん (73) 美津枝さん (67)
30、40、50代には、2人でミックスダブルスを組んで、少なくとも月1回は県内、九州や全国の大会に出場する。文部科学省主催のスポレクにも3回出場した。脩さんが30代の時、交通事故のため2年間プレーできなかった時を除いて、ひたすら練習に打ち込んだ。そして、家に帰れば、食事中から、その日のテニスの反省会。自分では気づかない事をアドバイスし合えて、「互いにプラスになって、実力が向上した」という。
60代になると、シニアの大会が中心になるが、最近では「ワンツーオー(120)大会」(2人合せて120歳以上)に ミックスダブルスで出場することが増えた。長い間のテニス大会出場で獲得したカップは、数えきれない。リビングルームの2つの大きな陳列ケースには、きちんと並べられたカップ類があふれている。さすが、スマートで上品なスポーツであるテニスに相応しく、しゃれたデザイン、色合いのカップである。しかし、これでも「かなりの数のカップは整理しました」という。
息子さんと娘さんも物心がつきだすと、自然とテニスに興味を持ち、2人ともテニス三昧の学生生活を送ったという。それが高じて、息子の謹さんは、現在ではTLD(TENISS LOVE DREAM)というテニス教室を主宰、ご夫妻も手伝っている。
60代になると、シニアの大会が中心になるが、最近では「ワンツーオー(120)大会」(2人合せて120歳以上)に ミックスダブルスで出場することが増えた。長い間のテニス大会出場で獲得したカップは、数えきれない。リビングルームの2つの大きな陳列ケースには、きちんと並べられたカップ類があふれている。さすが、スマートで上品なスポーツであるテニスに相応しく、しゃれたデザイン、色合いのカップである。しかし、これでも「かなりの数のカップは整理しました」という。
息子さんと娘さんも物心がつきだすと、自然とテニスに興味を持ち、2人ともテニス三昧の学生生活を送ったという。それが高じて、息子の謹さんは、現在ではTLD(TENISS LOVE DREAM)というテニス教室を主宰、ご夫妻も手伝っている。
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夫婦が最も楽しめるミックスダブルス
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陳列ケースに一杯のカップ
地元長崎でテニス人生の集大成を
脩さんは ねんりんピックは4回目。2010年の石川大会では3位になっている。
ねんりんピックでは、ミックスダブルスはなく、男子65歳以上ダブルス、女子65歳以上ダブルス、男子75歳以上ダブルスの3組が1チームとなる。県予選の時は、2人は同じ会場で試合をしたが、別々の離れたコートだったので、お互いその経過は全く知らず、終ってみれば、脩さんは男子65歳以上ダブルスで優勝、美津枝さんは女子65歳以上ダブルスで準優勝だった。2人とも県代表にはなったものの、脩さんはAチーム、美津枝さんはBチームとなり、同じチームでの出場の夢はかなわなかった。
しかし、初めての夫婦同時の出場は、2人とも「嬉しいです。楽しみにしています」と、「優勝戦で戦おう」を共通の目標に、お互い半世紀にわたるテニス人生の集大成を、地元長崎で示す時だ。
ねんりんピックでは、ミックスダブルスはなく、男子65歳以上ダブルス、女子65歳以上ダブルス、男子75歳以上ダブルスの3組が1チームとなる。県予選の時は、2人は同じ会場で試合をしたが、別々の離れたコートだったので、お互いその経過は全く知らず、終ってみれば、脩さんは男子65歳以上ダブルスで優勝、美津枝さんは女子65歳以上ダブルスで準優勝だった。2人とも県代表にはなったものの、脩さんはAチーム、美津枝さんはBチームとなり、同じチームでの出場の夢はかなわなかった。
しかし、初めての夫婦同時の出場は、2人とも「嬉しいです。楽しみにしています」と、「優勝戦で戦おう」を共通の目標に、お互い半世紀にわたるテニス人生の集大成を、地元長崎で示す時だ。
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(ねんりんピック新聞2016in長崎)