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システムプラネット 介護業務支援システム「楽々ケア」シリーズ ICT機器導入支援サービスも展開

システムプラネット 介護業務支援システム「楽々ケア」シリーズ ICT機器導入支援サービスも展開

 介護業務支援システム「楽々ケア」シリーズを展開するシステムプラネット(神戸市、糟谷有彦社長)は、関連会社シーナが運営する有料老人ホームやサ高住での業務効率化の実績をもとに、介護事業所・施設へのICT機器の導入・活用を支援するサービス「楽々ICTトータルサポート」を展開する。糟谷社長と営業部の高津博昭さんに聞いた。

「楽々ケアクラウド」 スケジュール管理・実績記録入力をペーパーレス化

 「楽々ケア」シリーズは、居宅介護支援や介護保険各サービスに対応し、1事業所で1サービスにつき月額6500円(税抜)で利用できる(接続台数制限なし)。居宅サービス計画書やサービス利用票・提供票、各種帳票の作成、給付管理業務まで一連の業務に対応する。
 今年度4月からのケアプランデータ連携システムの本格始動に併せて国の定めるケアプラン標準仕様(第3版)にも対応予定だ。24年介護報酬改定に向けて移行を進めるクラウド版「楽々ケアクラウド」は、パソコンのウェブブラウザから弊社サーバに接続して使う形で、同時に何台でも接続できるので作業を分担しやすい。ソフトのアップデートや報酬改定の際も自動的に対応し、事業所側での作業は必要ない。
 4月17日に、新たな機能として「楽々ケアスタッフ」をリリースした。業務効率化に欠かせない職員のスケジュール管理・実績記録入力(スマートフォン・タブレット等)もペーパーレスで行える。
(左から)営業部高津博昭さん、糟谷有彦社長

(左から)営業部高津博昭さん、糟谷有彦社長

ICT機器導入支援サービス「楽々ICTトータルサポート」を展開

 関連会社のシーナでは、高齢者向けの住宅事業として「翔月庵」を展開しており、家族と在宅での生活が困難な要介護者が、共に同じ部屋に入居し生活できる環境を提供している。同施設ではICT機器を楽々ケアクラウドと連携させ、入居者の安全な暮らしの実現と業務効率化に活用している。
 当社は、翔月庵で活用しているICT機器の、介護事業所・施設での導入・活用を支援するサービス「楽々ICTトータルサポート」を行っている。現在扱うのは、▽入退出管理システム▽監視カメラ▽ナースコール▽インカム▽見守りロボット・センサー▽服薬管理システム▽自動シフト作成システム▽介護業務支援システム――など。同社ソフトと連携し、パソコンやタブレットなどの端末上で、リアルタイムな状況を確認できる。
 ICT機器を導入した際、問題となるのがトラブル対応だ。不具合が起きた際は、業務自体が停止してしまうこともあり早期の復旧が求められる。当社の強みは、電話一本でソフトと連携した各種ICT機器の問題が起きている部分を明確にし、解決策を提案できる点だ。これまでのトラブル事例の経験から、電話口でも利用者とイメージを共有しアドバイスすることが出来る。
 介護業界でのICT機器導入による業務効率化が推進される中、弊社サービスも活用してもらえればと思う。(談)

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