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パナソニックE&C「テレさんぽ」 万博で介護テクノロジーとして展示

パナソニックエンターテインメント&コミュニケーション(大阪府守口市、豊嶋明社長)は、大阪・関西万博の公式イベントで、屋内エンタメ運動ソリューション「テレさんぽ」を展示した。
「介護テクノロジー重点分野」に該当
介護施設や医療機関など向けのテレさんぽは、モニターに映る日本各地の風景を眺めながら足踏みすることで、実際に散歩をしているような感覚で運動できるもので、機能維持・改善へ向けた運動メニューの充実が図れる。
先ごろ、介護テクノロジー利用の重点分野「機能訓練支援」該当製品として、テクノエイド協会の福祉用具情報システム(TAIS)で該当マークが付与され、原則として都道府県による介護テクノロジー導入支援での助成対象にもなる。
先ごろ、介護テクノロジー利用の重点分野「機能訓練支援」該当製品として、テクノエイド協会の福祉用具情報システム(TAIS)で該当マークが付与され、原則として都道府県による介護テクノロジー導入支援での助成対象にもなる。
国内名所や世界遺産など150コース以上用意
6月21〜29日に万博会場内であったイベント「HEALTH DESIGN」では、介護テクノロジーの展示ゾーンを展開。厚労省の募集に応じ採択された8社の製品・サービスが、15年後までの未来を見据えるコンセプトで展示された。
テレさんぽは、介護職員の女性が10年後に自立支援強化のプロジェクトリーダーに抜擢され、効果を上げるため機能訓練支援システムを活用、利用者の自立度が向上し在宅復帰も進んだ──というストーリーで展示。
ブースでは来場者が説明を受けながら足踏みし、ひとときの散歩を体験した。体験後にはモニターに「未来のテレさんぽ」のコンセプトも投影。施設の利用者が、離れて暮らす家族と会話しながら一緒に思い出の場所を散歩するなど、世代を超えて家族や友人らと運動やコミュニケーションを楽しめるというイメージを提示した。
テレさんぽは、介護職員の女性が10年後に自立支援強化のプロジェクトリーダーに抜擢され、効果を上げるため機能訓練支援システムを活用、利用者の自立度が向上し在宅復帰も進んだ──というストーリーで展示。
ブースでは来場者が説明を受けながら足踏みし、ひとときの散歩を体験した。体験後にはモニターに「未来のテレさんぽ」のコンセプトも投影。施設の利用者が、離れて暮らす家族と会話しながら一緒に思い出の場所を散歩するなど、世代を超えて家族や友人らと運動やコミュニケーションを楽しめるというイメージを提示した。
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www.youtube.com
テレさんぽ 商品特長とご利用者の声
テレさんぽは、タブレットと歩行センサー、ポシェットなどをセットで施設へ提供。インターネット環境は不要で、タブレットを施設のテレビにつなぐだけですぐ利用できる。
利用者が歩行センサーの入ったポシェットを着け、その場で足踏みすると、モニターに日本全国の名勝地・世界遺産などの風景が映され、足踏み運動に合わせて流れていく。車いすを使う人も座ったまま利用できる。
散歩コースは富士山や日本三景など定番観光地や、城巡り・寺巡りなど、3分程度で歩ける150コース以上を用意。コースは定期的に追加され、飽きずに続けてもらえる。
利用者が歩行センサーの入ったポシェットを着け、その場で足踏みすると、モニターに日本全国の名勝地・世界遺産などの風景が映され、足踏み運動に合わせて流れていく。車いすを使う人も座ったまま利用できる。
散歩コースは富士山や日本三景など定番観光地や、城巡り・寺巡りなど、3分程度で歩ける150コース以上を用意。コースは定期的に追加され、飽きずに続けてもらえる。

運動実績レポートの共有で意欲向上にもつながる
タブレットには、歩いたコースや歩行時間、歩数、歩行テンポなど個々の運動実績が記録され、それらを運動実績レポートして出力できる。機能訓練の計画・実績管理への活用や家族への共有のほか、データの変化から体調変化の予兆検知への活用や、本人のモチベーション向上につなげることも期待できる。
楽しみながら自分のペースで続けてもらうことで達成感や自信につなげ、機能訓練に取り組む意欲を高め、日常生活での運動意識の定着などをサポートする。
サービスは年間契約で利用できる。料金など詳細の問合せは、同社(公式サイト、Eメール:telesampo@ml.jp.panasonic.com)まで。
※メールアドレスは、「★」を「@」に置き換えてください
(シルバー産業新聞2025年7月10日号)
楽しみながら自分のペースで続けてもらうことで達成感や自信につなげ、機能訓練に取り組む意欲を高め、日常生活での運動意識の定着などをサポートする。
サービスは年間契約で利用できる。料金など詳細の問合せは、同社(公式サイト、Eメール:telesampo@ml.jp.panasonic.com)まで。
※メールアドレスは、「★」を「@」に置き換えてください
(シルバー産業新聞2025年7月10日号)