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ユニ・チャーム 尿もれケア「快適シート」体験会
![ユニ・チャーム 尿もれケア「快適シート」体験会](https://cdn.clipkit.co/tenants/570/articles/images/000/005/890/large/57b5cad3-0984-424c-9ff0-9ec8454c6da4.png?1702541196)
ユニ・チャーム(東京都港区、高原豪久社長)は11月19日の「国際男性デー」に合わせ、15日に男性用尿もれケア商品の体験会を開催した。
同社は2014年に「ライフリーさわやか男性用安心パッド」で男性用尿もれ市場に参入。今年は9年ぶりの新ブランド、同「快適シート」をリリース。軽い尿もれケアの人を対象とし、「安心パッド」に比べ吸収量を抑えた(3㏄・5㏄・10㏄の3種類)ぶん、吸水シートは極薄2.0㎜と、つけ心地を追究した。21日からは10㏄の5枚入りを期間限定で販売。通常より入数を少なくし、バッグに入れやすい仕様にすることで、ビジネスパーソンの携行品として利用拡大を期待する。
この日の体験会ではティッシュ、女性用ナプキン、快適シートの3アイテムを使ってもれ具合を比較。「快適シート」は消臭ポリマーを配合し、ナプキンと比べてリウェットしにくい結果に。また、男性器にあわせた幅設計で、横漏れも見られなかった。
この日の体験会ではティッシュ、女性用ナプキン、快適シートの3アイテムを使ってもれ具合を比較。「快適シート」は消臭ポリマーを配合し、ナプキンと比べてリウェットしにくい結果に。また、男性器にあわせた幅設計で、横漏れも見られなかった。
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同社の調査では、20代男性の約半数が尿トラブルを経験。しかし専用のケア用品を使用している割合は女性の3割弱にとどまり、ティッシュや女性用生理用品で対応している人が一定程度いる。男性用ケア用品の認知度向上が課題であり、同時にさらなる市場成長が期待できると同社担当者は説明した。
この日登壇した大妻女子大学准教授の田中俊之氏は「尿もれを問題だと認識していない男性が多い」と強調。自分の身体を雑に扱うことや、尿もれ対策は女性がするものといった偏見が背景にあるとし、セルフケアの意識を高めていくことが重要だと語った。
この日登壇した大妻女子大学准教授の田中俊之氏は「尿もれを問題だと認識していない男性が多い」と強調。自分の身体を雑に扱うことや、尿もれ対策は女性がするものといった偏見が背景にあるとし、セルフケアの意識を高めていくことが重要だと語った。
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(シルバー産業新聞2023年12月10日号)