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18年度 電動車いす踏切死亡4件

18年度 電動車いす踏切死亡4件

 電動車いすや介護ベッドなど福祉用具による重大事故が2018年度は事故21件、死亡者6人となり、前々年度までの減少傾向が止まり、前年度のほぼ横ばいで推移していることが消費者庁発表データの本紙集計で分かった。

 重大事故数は、08年の56件、死亡者数は11年の19人をピークに、減少傾向にあったが、再び増加に転じている。18年度の事故件数は電動車いす10件(うち死亡者4人)、車いす4件(同0人)、床ずれ防止用マット2件(同0人)、介護ベッド用手すり・電動リフト各1件(同各1人)、介護ベッド・歩行車・歩行補助車・各1件(同各0人)で、従来多く見られた介護ベッド用手すりに首が挟まれる事故は1件だった。

 今年度は、電動車いすで走行中に踏切内で列車にはねられ死亡する事故が4件発生する年となった。

(シルバー産業新聞2019年6月10日号)

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