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軽量で手入れが楽な入浴用品 「ユクリアAir」シリーズ

軽量で手入れが楽な入浴用品 「ユクリアAir」シリーズ

 パナソニックエイジフリー(大阪府門真市、坂口哲也社長)は12月13日に、軽量で手入れも楽にした、シャワーチェアと浴槽台の新製品を発売する。在宅入浴介護で高齢女性が介助するケースも多い中、本人・介護者の負担を軽減しようと、「ユクリアAir」シリーズと銘打ち、既存機種と並行して展開する。

内寸37.5cmのミドルサイズ

内寸37.5cmのミドルサイズ

軽量3.5㎏ たたむと厚さ13㎝

 ひじかけ内寸37.5㎝の「シャワーチェア(Air)ミドルSPワンタッチ」(税込3万2780円)は、フレームパイプのアルミ素材を見直すなどし、既存の同等クラス「ミドルSPワンタッチおりたたみ」より1.5㎏軽い、3.5㎏と軽量化を図った。
 使用時の奥行(前後の脚の間隔)は5㎝程度縮め、狭い浴室でも取り回しやすく、介助スペースも確保しやすい。折りたたんだ際の厚みも、従来より7㎝コンパクトな業界最薄クラスの13㎝とした。従来機種同様、背もたれ部のレバーを握り込めばワンタッチで折り畳める。持ち手は、座面裏と背もたれ裏の2カ所に設けた。
 背もたれクッションの取り付け部分は、背中の動きに合わせてたわむ構造で、洗体時の動きに追従して姿勢を安定させるほか、座面奥までしっかりと座りやすい。座面クッションはすり鉢形状にし、5つある水抜き穴から水を抜けやすくし、快適に座れるようにした。
折りたたんだ際の厚みは、既存機種(右)より7cm薄い13cmに

折りたたんだ際の厚みは、既存機種(右)より7cm薄い13cmに

片手で持てる業界最軽量クラス

 浴槽内での足がかりや椅子として使える「浴槽台(Air)」は、座面サイズ30×24㎝のコンパクト(税込2万350円)と、同37.5×30㎝のレギュラー(同2万1450円)の2タイプで、それぞれに高さ違い(12~20㎝と18~26㎝)の2機種を用意する。
 フレームの構造を見直すなどし、従来品より約30%の軽量化を実現。レギュラータイプで業界最軽量クラスの1.7~1.8㎏として、片手でも楽に運べるようにした。天板は樹脂とアルミ板を組み合わせた構造とし、強度を確保。本体フレームと一体化させ、パーツの隙間を減らして、汚れがたまりにくい構造にした。
シャワーチェアとともに3色展開

シャワーチェアとともに3色展開

防汚加工で手入れ楽に

 シャワーチェア、浴槽台ともに、既存機種同様の防カビ加工に加え、水を弾いて皮脂や垢などを付着しにくくする防汚加工も施し、手入れをより楽にできるようにした。カラーは、オレンジ、ブルー、モカブラウンの3色を揃える。
 問合せは同社(☎06-6908-8141)まで。
天板は本体フレームと一体化

天板は本体フレームと一体化

ユクリアAirシリーズ 紹介動画

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