１０月４日開講の第１回目ＳＴＥＰ１では、白澤政和理事長より、介護離職やケアマネ自身の働く場の環境も含めたマネジメントの本質について、野村豊子氏（日本福祉大学大学院）より、個別のスーパービジョンについてビデオを用いた話などがあったと、主催した同会の永沼明美理事は報告。今後の参加を広く呼びかけている。

　ミドルコースの開催趣旨は、ケアマネジメント学会本体が行ってきた同行型研修を基盤に、個人のスーパービジョンの実践が行える研修を行うこと。介護支援専門員の法定研修の講師レベルを到達目標に、高度な専門的な知識・技術を有し、地域の介護支援専門員の質の向上を牽引し、保険者とともに地域の生活課題や広く社会に貢献できる人材の養成を目指す、としている。

　受講対象者要件は、１．認定ケアマネジャーの会会員である ２．スタンダードコーススーパーバイザー養成研修修了者（赤バッチ保持者）である ３．学会発表支援塾受講修了者。もしくは、日本ケアマネジメント学会で発表経験者（発表者に限る）４．全体研修会参加済。

　講師陣は、ＳＴＥＰ１が上述の白澤政和氏、野村豊子氏。ＳＴＥＰ２．ＳＴＥＰ３は白木裕子氏（同学会副理事長）。ＳＴＥＰ１のテーマは、「個別のＳＶの重要性を理解できる」。ＳＴＥＰ２のＡ・Ｂは「個別スーパービジョンの実践の基本を学ぶ」。ＳＴＥＰ３は「個別のスーパービジョンの振り返りと言語化に必要な知識・技術の習得」

　日程は、ＳＴＥＰ１は１０月４日（日）、ＳＴＥＰ２のＡは１０月１７日（土）、Ｂは１０月１８日（日）、ＳＴＥＰ３は１０月２５日（日）。申し込みは同会ホームページ（http://jscmbiz.sakura.ne.jp/php/kensyu_mainlist.php）まで。