コラム

わたしは共用品88 接遇ハンドブック

わたしは共用品88 接遇ハンドブック

 共用品推進機構では、25年前から各種サービス提供機関から依頼を受け、高齢者・障がい者への接遇ハンドブックを作成しています。

 はじめは全国の郵便局の職員向け、その後「公共サービス窓口従事者向け」「万博の日本館アテンダント向け」と、数多く作らせていただき、昨年度は金融機関からの依頼で、「バリアフリーハンドブック」を作りました。

 機構が依頼を受けると、下記の手順で作成しています。はじめに、対象となる店舗を訪問し、対象者が来店された時の応対を確認すると共に、関係者に話を聞き状況を把握します。

 次に行うのが、高齢者・障がい者団体へ該当するサービス機関を利用した時の「良かったこと」「不便だったこと」、そして「望むこと」のヒアリングです。

 高齢者団体や国が定めている3障害:①身体障害(視覚・聴覚・肢体・内部等)②知的障害③精神障害││に該当する当事者団体に、対象とするサービス機関について、対面やオンラインでうかがいます。

 このヒアリングが、応対ハンドブックの核となり、必要に応じてアンケート調査を行います。その結果と、サービス提供者からの情報を合わせて骨組みを作り、文書の推敲を重ねると共に、イラストを加えて完成させていきます。
 
 どのハンドブックも接遇に大いに参考になると評価を受けていますが、満点ではありません。満点にするには、ハンドブックを参考にしながら、目の前のお客さんに向かいあって対話をすることで、初めて正しい答えが見つかりやすくなるのです。

(シルバー産業新聞2026年7月10日号)

関連する記事

251216_ケアマネ過去問バナー_b
シルバー産業新聞 電子版 シルバー産業新聞 お申込みはこちら

お知らせ

もっと見る

週間ランキング

おすすめ記事

人気のジャンル