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2013年度、福祉用具の重大事故 電動車いす・介護ベッド等激減

 電動車いすや介護ベッドなど福祉用具による重大事故が大幅に減少していることが、消費者庁発表データの本紙集計で分かった。2013年度の重大事故件数は7件・死亡者1人で、07年度に経済産業省が消費生活製品安全法に基づき、死亡・重傷などの重大製品事故の公表を始めて以来、08年をピークに減少を続けていたが、前年度の22件・死亡者12人から激減した。

 電動車いすや介護ベッドなど福祉用具による重大事故が大幅に減少していることが、消費者庁発表データの本紙集計で分かった。2013年度の重大事故件数は7件・死亡者1人で、07年度に経済産業省が消費生活製品安全法に基づき、死亡・重傷などの重大製品事故の公表を始めて以来、08年をピークに減少を続けていたが、前年度の22件・死亡者12人から激減した。

 介護ベッドや介護ベッド用手すりによる事故が激減したのが目立ち、事故数は合わせて前年度の6件から介護ベッドの2件のみに減少。死亡者も皆無だった。消費者庁や厚生労働省、業界団体などの重ねての注意喚起が効果を示したといえる。

 一方、2013年度は再び増加に転じていた電動車いすも事故数2件・死亡者1人に激減した。電動車いすについても、たびたび注意喚起が行われてきたが、その効果は現れてきたといえる。
(シルバー産業新聞2014年4月10日号)

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