ニュース

保険外サービス事業者団体 2月発足

保険外サービス事業者団体 2月発足

 公的介護保険外の生活支援や配食サービスなどを運営する企業の加盟団体「介護関連サービス事業協会」が2月27日に設立される。介護保険サービスの補完的役割として、利用者や家族が安心して保険外サービスを選択できる環境づくりをめざす。加えて、介護人材不足の中でも地域で切れ目のない適切な支援が受けられるよう、保険外サービスの醸成、産業振興に取組む。

 具体的には、サービス種類別のガイドライン策定や、それに基づく認証制度の設計・運営、さらにサービススキル向上を目的とした研修・教育プログラムの実施を予定。初年度は「生活支援サービス」「宅食」の各分科会を立上げ、ガイドライン案を策定する。

 代表理事にはイチロウ(東京都千代田区)の水野友喜社長が就任。同社は保険外の訪問介護サービスを関東、大阪、東海などで展開する。公的サービスでは対応しきれない夜間・深夜・休日での利用、通院介助・付き添いのニーズが高い。独自開発のスキル評価、マッチングシステムにより、利用目的に合致した介護職員(登録制)にのみ求人が届くしくみ。介護職員は、本業のすき間時間をうまく利用するなど、収入アップにも貢献している。

参加募集中 2月27日に設立式

 27日には設立式を開催予定。水野代表理事が協会概要と設立趣旨、あわせて介護保険外サービスの現状などを説明する。

 また、後半のカンファレンスでは①介護保険外サービスの活用促進に向けた課題②課題への対応・認証制度の必要性③介護保険外サービスの今後の展望――をテーマにパネルディスカッションを行う。サービス提供事業者の立場から水野代表理事、ケアマネジャー・介護事業者として国際医療福祉大学大学院教授・石山麗子氏と日本介護支援専門員協会副会長・七種秀樹氏が参加し、自治体担当者もパネリストに加わる。

 会場・オンラインのハイブリッド開催(会場参加は会員企業または事務局招待のみ)。参加無料。会場はベルサール虎ノ門(東京都港区虎ノ門2―2―1)。

 申込はコチラ

 問合せは同協会事務局のチェンジウェーブグループ(pr@changewave-g.com)まで。

(シルバー産業新聞2025年2月10日号)

関連する記事

2024年度改定速報バナー
web展示会 こちらで好評開催中! シルバー産業新聞 電子版 シルバー産業新聞 お申込みはこちら

お知らせ

もっと見る

週間ランキング

おすすめ記事

人気のジャンル