話題
立山移住 住みよい富山に家族が集まった
自然豊かな立山町では移住・定住の取組を進めている。温泉付きの別荘地に関西から越してきた舟川さん夫婦は、いわば移住の先駆者。親夫婦、娘夫婦も立川に移って暮らす。「富山暮らし」の良さを聞いた。
舟川夫妻の場合
立山町生まれの夫の均さん(68歳)は、幼児の時に、親の転勤で生まれた立山を出た。京都での生活が長く、電力会社に就職した後、自分でソフト会社を起こした。実家の父が亡くなり、母が認知症を発症し、95年に実家向かいに家を借りて住んだ。
99年、立山町の丘陵地に保養センターができるのを機に、大阪に住む妻、ほづみさん(64歳)の両親もこちらに移り住む。分譲地に家を建て、一緒の生活を始めた。いまでは娘夫婦も、売り出された隣の家を買って引っ越してきた。仕事はソフト会社の運営を家族で担っている。ホテルなどにある100円パソコンの運営を遠隔で行う業務や、ホームページ制作などを行っている。
99年、立山町の丘陵地に保養センターができるのを機に、大阪に住む妻、ほづみさん(64歳)の両親もこちらに移り住む。分譲地に家を建て、一緒の生活を始めた。いまでは娘夫婦も、売り出された隣の家を買って引っ越してきた。仕事はソフト会社の運営を家族で担っている。ホテルなどにある100円パソコンの運営を遠隔で行う業務や、ホームページ制作などを行っている。
「木の家に住みたくて。これは別荘地の建築条件でもあったのですが、木をふんだんに使ったこの家を気に入っています。窓から見える四季折々の樹木の変化は心安らぎますよ」と舟川さん。冬の白銀の世界は格別だと言う。宅配の食料や生活用品の購入があり、不便さを感じていないと話す。富山は、遠くても30分あれば、車でどこにでもいける便利なところだそうだ。
当初、100坪の土地とログハウスで総額4、5000万円だった家も、築20年近くを経て、3分の1程度に大きく値を下げた。「最近、買ってから家のペンキ塗りを半年間して、自分好みに変えてから引っ越してきた人がいます。富山には仕事がありますので、子育て世代や第2の人生の生活の場として結構よいですよ」と舟川さん。
当初、100坪の土地とログハウスで総額4、5000万円だった家も、築20年近くを経て、3分の1程度に大きく値を下げた。「最近、買ってから家のペンキ塗りを半年間して、自分好みに変えてから引っ越してきた人がいます。富山には仕事がありますので、子育て世代や第2の人生の生活の場として結構よいですよ」と舟川さん。
定住コンシェルジュが支援 「富山暮らし」
立山町では、舟川さんらも定住するグリーンパーク吉峰交流館に「移住・定住・観光案内カウンター」を設定。3年前から定住コンシェルジュが移住相談にのる。
まず家を借りて住むために、空き家情報バンクがあり、登録物件46件、毎年5件前後の成約がある。町のリフォーム等助成も利用できる。三世代住宅取得所得支援事業補助金もある。里山暮らし体験施設「リフレしんせと」が4年前に完成し、1,500円程度で1泊できる。
「立山町は、中学3年生まで医療費全額助成、3人目以上の保育料も無料。病児保育や休日保育も充実。待機児童はゼロです。さらに小学校は耐震化100%、エアコン完備。すべての教室で電子黒板があります」(地域振興係大崎喜孝さん)
まず家を借りて住むために、空き家情報バンクがあり、登録物件46件、毎年5件前後の成約がある。町のリフォーム等助成も利用できる。三世代住宅取得所得支援事業補助金もある。里山暮らし体験施設「リフレしんせと」が4年前に完成し、1,500円程度で1泊できる。
「立山町は、中学3年生まで医療費全額助成、3人目以上の保育料も無料。病児保育や休日保育も充実。待機児童はゼロです。さらに小学校は耐震化100%、エアコン完備。すべての教室で電子黒板があります」(地域振興係大崎喜孝さん)
(ねんりんピック新聞2018in富山)