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全研ケア 外国人人材受け入れの施設見学開催
全研ケア(東京都新宿区、上奥由和社長)は5月19日、外国人介護人材の受け入れを検討する事業者などに向けた施設見学会を開催した。当日は、同社が運営する「全研リビング久喜」に勤務する外国人3人が働く様子を見学し、質疑応答が行われた。当日の模様はインスタグラムでも生配信された。
今年3月にインドネシアから特定技能の在留資格で来日し、同施設で働くベラさん、マヤさん、リスマさん。仕事をしながら勉強にも励み、介護福祉士資格の取得を目指している。「レクリエーションの内容が毎日違うのにびっくりしました。最近では、皆でおはぎを作ったのが楽しかったです」と笑顔で話してくれた。インドネシアの老人ホームでは、曜日ごとにレクの内容が決まっていたそうだ。「おむつでパッドを使うのも日本に来て初めて知りました」とマヤさん。
一番苦戦しているのは「日本語」と3人とも口を揃えるが、親会社である全研本社が提供する日本語学習用の動画コンテンツなどを使って学習している。育成担当の職員は「ひらがなばかりだった日報に、日に日に漢字が増えていて驚いています」と話す。
指導時は「ハサミの法則」を意識する。「はっきり言う、さいごまで言う、みじかく言う」の頭文字をとって「ハサミ」。外国人と日本語でコミュニケーションをとる時のポイントだ。「最後に、理解できているかどうかを確認することも重要」とも説明する。
同社では、今後も定期的に施設見学会を開催する予定。
一番苦戦しているのは「日本語」と3人とも口を揃えるが、親会社である全研本社が提供する日本語学習用の動画コンテンツなどを使って学習している。育成担当の職員は「ひらがなばかりだった日報に、日に日に漢字が増えていて驚いています」と話す。
指導時は「ハサミの法則」を意識する。「はっきり言う、さいごまで言う、みじかく言う」の頭文字をとって「ハサミ」。外国人と日本語でコミュニケーションをとる時のポイントだ。「最後に、理解できているかどうかを確認することも重要」とも説明する。
同社では、今後も定期的に施設見学会を開催する予定。
(シルバー産業新聞2023年6月10日号)