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「子ども家庭SW」 来年3月に第1回試験実施

「子ども家庭SW」 来年3月に第1回試験実施

 日本ソーシャルワークセンター(白澤政和代表理事)は先ごろ、同センターが今年度から認定を始める新資格「子ども家庭ソーシャルワーカー」について、第1回認定試験を来年3月に都内で行うと発表した。

 子ども家庭SWは、2022年改正の児童福祉法で、児童相談所の児童福祉司や今年度から市区町村に設置される「子ども家庭センター」の支援員の任用要件の一つに位置づけられた。こども家庭庁が所管する認定資格で、国家資格ではない。

 虐待を受けた子どもの保護や、要保護児童(保護者がいない、または虐待などで保護者による監護が不適当と認められる児童)・要支援児童(保護者の養育の支援が特に必要と認められる児童)の支援などを担う。

 この新資格は、児童福祉で一定の実務経験のある社会福祉士や精神保健福祉士、保育士などが対象で、受験には同センターが認めた団体が実施する指定研修(計100.5時間)を受ける必要がある。

 さらに実務経験によって、追加研修(計24時間)やソーシャルワーク研修(計165時間)の受講を求められる。これらの認定研修は、8月から各地で始まる。

 第1回試験は、25年3月9日に法政大学市ヶ谷キャンパス(東京都千代田区)で行われる。研修や試験の詳細は、同資格特設サイトに掲載。

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