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だいご苑(富山県高岡市) 転倒事故約40%減 居室内のレイアウト見直しや生活リズムに合わせた声掛け
社会福祉法人戸出福祉会が運営する特別養護老人ホーム「だいご苑」(富山県高岡市)は、見守り支援システム「aams」、起き上がりを検知するオプションの感圧センサー、aamsと連動する双方向通話機能付き見守りカメラを活用し、事故予防や職員の負担軽減に加え、利用者一人ひとりの睡眠や生活リズムに合わせたケアに取り組んでいる。
同施設では離床センサーを活用していたが、検知不良が頻発したことから見直しを検討。誤発報が少なく、睡眠やバイタルの状態も常時把握できるaamsと感圧センサーを全床に導入した。その後、より手厚い見守り体制を整えるためaamsと連動するカメラを3台追加導入。転倒リスクが高い活動量の多い利用者や、新規入所者、退院直後で生活状況を十分に把握できていない利用者などに活用する。「環境が変わった直後は、不安や行動の変化から転倒リスクも高まりやすい。映像も組み合わせ、利用者の行動を確認しながら個別の見守り方を検討している」と吉野恭平課長は話す。
導入後、同施設での転倒事故は38%減少。aamsで離床などの動きを検知し、早期に駆け付けることで予防につなげている。また、万が一転倒が発生した場合には、カメラ映像から前後の状況を分析。安全に行動できるよう家具の配置見直しや、利用者の生活リズムを把握して適切なタイミングで声を掛けるなどの工夫を行っている。
特に夜間帯は、常に神経を張り詰めて物音などを頼りに居室を確認する場面も多かったが、aams導入により遠隔で利用者の状態を把握できるようになり、職員の精神的な負担軽減にも繋がっている。
導入後、同施設での転倒事故は38%減少。aamsで離床などの動きを検知し、早期に駆け付けることで予防につなげている。また、万が一転倒が発生した場合には、カメラ映像から前後の状況を分析。安全に行動できるよう家具の配置見直しや、利用者の生活リズムを把握して適切なタイミングで声を掛けるなどの工夫を行っている。
特に夜間帯は、常に神経を張り詰めて物音などを頼りに居室を確認する場面も多かったが、aams導入により遠隔で利用者の状態を把握できるようになり、職員の精神的な負担軽減にも繋がっている。
全床にaams と感圧センサーを導入
ベッドが映る場所に双方向通話機能付きのカメラを設置
睡眠データを活用した客観的指標に基づくケア
パソコンで全床の状況を確認
同施設ではaamsで取得した睡眠などのバイタルデータ活用にも取組む。十分に睡眠が取れていない利用者については、睡眠の深さや時間のデータを医師に提示し、服薬変更などの検討材料にする。
薬を変更した後もデータを比較することで客観的な状態を共有できるようになった。3カ月に1回のカンファレンスでも家族に睡眠状況を示し、状態を分かりやすく説明している。
夜間のおむつ交換は、利用者ごとの睡眠パターンに合わせて眠りの浅い時間に実施。朝も一斉に起こすのではなく、睡眠が浅くなった人から声をかける。「経験や感覚によるケアではなく、データに基づいて利用者に合わせた介護ができるようになった」(吉野課長)
ただし、aams導入後も夜間の定時巡回は継続している。吉野課長は「心拍や睡眠状態に異常がなくても、嘔吐など機器だけでは把握できない変化が起きている可能性もある。定時巡回に加えてアラートに対応することで、訪室回数が増えているが、事故を未然に防げれば、その後の検証や報告書作成などの業務を減らすことができる。結果的に安全性と生産性の両立につながっている」と評価する。
同施設では生産性向上委員会を月1回開催し、全職員から現場の課題を「気づきシート」として収集。運用改善で解決できるのか、新たなテクノロジーが必要なのかなどを検討する。これまで、個別のケア見直しのほか、機器導入後のマニュアル作成などを行ってきた。
吉野課長は「今後は短期入所へのaams導入を検討している。在宅でもバイタルデータを活用した介護の実現につなげていきたい」と語る。
薬を変更した後もデータを比較することで客観的な状態を共有できるようになった。3カ月に1回のカンファレンスでも家族に睡眠状況を示し、状態を分かりやすく説明している。
夜間のおむつ交換は、利用者ごとの睡眠パターンに合わせて眠りの浅い時間に実施。朝も一斉に起こすのではなく、睡眠が浅くなった人から声をかける。「経験や感覚によるケアではなく、データに基づいて利用者に合わせた介護ができるようになった」(吉野課長)
ただし、aams導入後も夜間の定時巡回は継続している。吉野課長は「心拍や睡眠状態に異常がなくても、嘔吐など機器だけでは把握できない変化が起きている可能性もある。定時巡回に加えてアラートに対応することで、訪室回数が増えているが、事故を未然に防げれば、その後の検証や報告書作成などの業務を減らすことができる。結果的に安全性と生産性の両立につながっている」と評価する。
同施設では生産性向上委員会を月1回開催し、全職員から現場の課題を「気づきシート」として収集。運用改善で解決できるのか、新たなテクノロジーが必要なのかなどを検討する。これまで、個別のケア見直しのほか、機器導入後のマニュアル作成などを行ってきた。
吉野課長は「今後は短期入所へのaams導入を検討している。在宅でもバイタルデータを活用した介護の実現につなげていきたい」と語る。


