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やまと産業 マットレス製造35年 寝心地自在の3層構造
西日本最大のマットレスメーカー、やまと産業(奈良県山添村、塩谷裕司社長)は3年前から介護分野向けに自社ブランド「ya!mat」を立上げ、寝心地を選べる2層構造、3層構造の介護用マットレスを開発・販売してきた。「ケアテックス大阪2020」に出展する。
3層構造の「クレードリーマットレス」は介護保険対応の床ずれ防止用具。ウレタンフォーム(胴部・腰部・脚部部位別の体圧分散性を考慮した特殊カット加工)、「カルファイバー」(軽量で通気性のあるスプリング材)、ポリエステル固綿(クッション性と支持性の確保)の3層の上下を入れ替えることで、体重や好みに合わせて、また体調や季節に応じて、柔から硬まで6通りの寝心地を実現する。同時に、3層構造全体で肩から腰、かかとの体圧分散が図られている。
医療・介護汎用型リバーシブルマットレスは2種あり、1つは凸凹加工を施したウレタンフォームとポリエステルとの2層構造で、床ずれリスク軽微(OHスケール2までの人)の人に。もう1つはポリエステルファイバーの形状と硬度が違う2重構造のマットレスで、床ずれリスクのない人が対象。
このほか、カバーも中材も洗える車いすクッション「ラップサポートクッション」や、ベッドから転落した際の衝撃吸収マット「SAマット」がある。
製造工程には、ウレタンに自在な加工ができる3次元立体カッター(ドイツ製)、ウレタンを横に切るスライスカッター、縦切りするバーチカルカッター、山型の凸凹をつくるプロファイル機、原綿から生綿をつくる製綿装置、全品検査の検針計器などを配置。また、来期には製品を圧縮・梱包する装置の導入を計画、品質管理のISO9001も取得し品質保持に努めている。
医療・介護汎用型リバーシブルマットレスは2種あり、1つは凸凹加工を施したウレタンフォームとポリエステルとの2層構造で、床ずれリスク軽微(OHスケール2までの人)の人に。もう1つはポリエステルファイバーの形状と硬度が違う2重構造のマットレスで、床ずれリスクのない人が対象。
このほか、カバーも中材も洗える車いすクッション「ラップサポートクッション」や、ベッドから転落した際の衝撃吸収マット「SAマット」がある。
製造工程には、ウレタンに自在な加工ができる3次元立体カッター(ドイツ製)、ウレタンを横に切るスライスカッター、縦切りするバーチカルカッター、山型の凸凹をつくるプロファイル機、原綿から生綿をつくる製綿装置、全品検査の検針計器などを配置。また、来期には製品を圧縮・梱包する装置の導入を計画、品質管理のISO9001も取得し品質保持に努めている。
「35年のマットレス製造実績のある当社は、先代社長が3年前に自社ブランドをスタートさせた。開発製造技術は、長年のOEM生産(相手方ブランド製造)で培われてきた。介護する人、介護される人すべてに優しいものづくりを進めていきたい」と、塩谷浩司本部長は抱負を述べる。
問合せは同社(☎0743・87・0071)まで。
(シルバー産業新聞2020年11月10日号)
問合せは同社(☎0743・87・0071)まで。
(シルバー産業新聞2020年11月10日号)