- HOME >
- 平成30年度(第21回)ケアマネージャー試験問題 >
- 【分野別テスト】保健医療福祉サービス分野(基礎)
第21回 介護支援専門員 実務研修受講試験問題【解答・解説】学校法人 藤仁館学園
保健医療福祉サービス分野(基礎) 分野別テスト
あなたの点数は 20/25
問26

高齢者に多い症状や疾患について正しいものはどれか。3つ選べ。
問27

次の記述について適切なものはどれか。3つ選べ。
正解は…1・4・5
- 〇
- 福祉避難所は高齢者など何らかの配慮を必要とする者を対象とするとともに、その家族も対象としている。
- 介護保険サービスは避難所で生活している場合も受けることができる。
- 〇
- 〇
問28

感染症と感染経路の組合せについて正しいものはどれか。3つ選べ。
正解は…1・4・5
- 〇
- 疥癬は接触感染である。
- インフルエンザは飛沫感染である。飛沫感染は咳などで生じた飛沫粒子は約1mの距離で落下するのに対し、結核などの空気感染は咳などで生じた飛沫核が空中を浮遊し、飛沫感染より長距離を伝播する。
- 〇
- 〇
問29

次の記述について正しいものはどれか。3つ選べ。
正解は…1・3・5
- 〇
- 血清中に含まれるたんぱく質の総量を、血清総たんぱくといい、その主成分がアルブミンである。血清アルブミン値は高齢者の長期にわたる栄養状態をみるための指標として最も有用である。
- 〇
- 白血球数は細菌感染で増加する。
- 〇
問30

バイタルサインについて正しいものはどれか。3つ選べ。
正解は…1・3・5
- 〇
- 意識レベルもバイタルサインに含む。
- 〇
- 脱水では頻脈がみられる。
- 〇
問31

高齢者に多い症状や疾患について正しいものはどれか。3つ選べ。
正解は…1・3・4
- 〇
- くしゃみ、咳などの動作で腹圧が高まり、尿が漏れるのを腹圧式尿失禁という。機能性尿失禁は、膀胱や尿道の機能が正常であるにもかかわらず、認知症や麻痺のため尿器に排尿できない状態をいう。
- 〇
- 〇
- 糖尿病の原因はインスリンの増加ではなく、インスリンの減少である。膵臓でつくられるインスリンは、ブドウ糖を細胞内に取り込み、エネルギーとして利用するために必要不可欠なホルモンである。このインスリン不足により、糖尿病では血液中に糖があふれ、高血糖状態になる。
問32

認知症について適切なものはどれか。3つ選べ。
正解は…1・2・4
- 〇
- 〇
- 認知症の初期には生活管理能力であるIADLが障害され、中期以降はADLも障害される。
- 〇
- 認知症初期集中支援チームの「初期」とは、認知症発症初期だけでなく、かかわりの初期(ファーストタッチ)という意味も含まれるので、認知症が進行して、ようやく顕在化したケースも対象となる。
問33

在宅で医療機器を使用する場合の留意点について適切なものはどれか。3つ選べ。
正解は…1・4・5
- 〇
- 入浴は可能である。ただし、配慮が必要なので医療職と相談しながら行う。
- カテーテルの定期的な交換が必要。例えば、胃ろうの場合、バルーン型の交換は6カ月をめどに行う。
- 〇
- 〇
問34

次の記述について正しいものはどれか。3つ選べ。
正解は…2・3・5
- BMIは18.5以上25.0未満なら標準である。25.0以上で肥満とされる。
- 〇
- 〇
- 運動は効果的である。運動によって骨に普段から適切な負荷をかけていることが、骨を強く保つ秘訣になる。利用者のADLに応じ、可能な範囲内での運動が推奨される。
- 〇
問35

在宅で行われる呼吸管理について正しいものはどれか。3つ選べ。
正解は…1・3・4
- 〇
- 医師の指示無く、医師の指示を超えて酸素流量を増やすと、呼吸中枢を抑制して意識障害(CO2ナルコーシス)を引き起こす危険性がある。
- 〇
- 〇
- 痰の吸引器は医療機器に該当し、介護保険の給付の対象にはならない。ただし、障害者総合支援法に基づく地域生活支援事業の日常生活用具給付等事業により、給付または貸与を受けることができる。
問36

次の記述のうち、より適切なものはどれか。2つ選べ。
正解は…3・5
- 低栄養状態の改善には、食欲がないときは少ない分量でもエネルギーやたんぱく質を比較的多く摂れる食品を摂取するようにする。その意味では水分を多く摂取することは適さない。また、水分の摂取も低栄養に限らず必要量摂ることは大事だが、水分を必要以上に多く摂取することは下痢の原因となり、低栄養状態の悪化の原因になる。
- 栄養ケア計画は入所者全員には義務づけられていない。ただし、栄養マネジメント加算を算定する場合、栄養ケア計画の作成は義務となる。
- 〇
- 高齢者の味蕾は新生児の3分の1になると言われ、味覚は低下する。
- 〇
問37

在宅での医療管理について正しいものはどれか。3つ選べ。
正解は…2・3・4
- インスリンの自己注射は、体調不良時(シックデイ)には、注射剤の効果が強く出るといった普段とは違う状況が起きる可能性がある。
- 〇
- 〇
- 〇
- 在宅自己導尿は膀胱内にカテーテルを留置する(バルーンカテーテル)よりも感染のリスクが低い。
問38

高齢者に起こりやすい急変や急変時の対応について正しいものはどれか。3つ選べ。
正解は…2・3・4
- ジャパン・コーマ・スケールは3-3-9度方式とも言われ、Ⅰ(1桁)、Ⅱ(2桁)、Ⅲ(3桁・最大300)とあり、数字が大きい程、意識障害が重度である。
- 〇
- 〇
- 〇
- 解熱剤には血圧低下や出血、腎障害、消化性潰瘍などの副作用がある。使用する場合には、必ず医師の指示のもと行う。
問39

死亡診断書を交付することができる資格として正しいものはどれか。2つ選べ。
正解は…1・4
死亡診断書の交付は、医師(歯科医師を含む)にのみできる行為である。
問40

定期巡回・随時対応型訪問介護看護について適切なものはどれか。3つ選べ。
正解は…2・3・5
- 定期巡回・随時対応型訪問介護看護は、要支援者は利用できない。
- 〇
- 〇
- 介護・医療連携推進会議の会議記録は公表することになっている(定期巡回・随時対応型訪問介護看護の運営に関する基準)
- 〇
正解は…2・4・5