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- 【分野別テスト】保健医療福祉サービス分野(総合)
第16回 介護支援専門員 実務研修受講試験問題【解答・解説】学校法人 藤仁館学園
保健医療福祉サービス分野(総合) 分野別テスト
あなたの点数は 20/25
問41

認知症について正しいものはどれか。2つ選べ。
問42

高齢者のうつ病について正しいものはどれか。3つ選べ。
正解は…1・3・5
- 老年期に初発するうつ病の背景因子としては、配偶者や親族などとの死別、社会的地位の喪失、家庭内の対人葛藤、引越し、身体疾患などがあげられる。
- 老年期のうつ病においては、不安、焦燥感、苦悶感など否定形な病像を示しやすい。
- 頭痛や全身倦怠感、易疲労性など、さまざまな身体症状を訴えることが多い。
- 精神療法が有効であることもあり、薬剤療法と併用される。
- 服薬については、効果がみられない場合も含め、医師の判断を仰ぐ必要がある。
問43

高齢者の感染症について正しいものはどれか。2つ選べ。
正解は…3・5
- ノロウイルスの感染経路には、食品媒介感染、接触感染、飛沫感染がある。
- インフルエンザに感染した直後は、診断キットの判定が陰性で出ることもあり、この場合であってもインフルエンザではないと断定されたわけではなく、感染のリスクがないとはいえない。
- MRSA感染者については、ケア時に流水と石鹸での手洗いや消毒を励行する。
- ノルウェー疥癬では、予防衣や手袋の着用と手洗いを徹底することが重要である。
- 2週間以上続く咳や微熱がある場合には、結核を疑い、早期に発見することが重要である。
問44

介護老人保健施設が提供するサービスについて適切なものはどれか。3つ選べ。
正解は…1・3・5
- 要支援者については、介護老人保健施設における介護予防短期入所療養介護を利用することができる。
- 分館型介護老人保健施設とは、過疎地域等に整備された小規模な介護老人保健施設をいう。記述は、医療機関併設型小規模介護老人保健施設についてである。
- 記述の通りである。なお、口腔機能維持管理加算は、口腔機能維持管理体制加算を算定していない場合には算定できない。
- 入所前後訪問指導加算は、入所者が居宅に退所することを想定した加算であるが、入所者が居宅ではなく他の社会福祉施設等に入所する場合であっても、当該入所者の同意を得た場合には同様に算定することができる。
- 認知症行動・心理症状緊急対応加算は、記述の場合に、入所した日から起算して7日を限度として算定できる。
問45

次の記述のうち正しいものはどれか。2つ選べ。
正解は…1・5
- 2009年度の厚労省調査では「転倒」が6割以上を占めている。
- 「通所リハビリテーション」は介護保険での給付のみとなっている。ただし、医療保険において重度認知症患者デイケアや精神科デイケアなどは現在でも行われており、これらも通所リハビリテーションと表現される場合がある。
- ターミナルケア加算の算定要件として、24時間連絡体制が確保されていることがあげられる。
- 2011(平成23)年度厚生労働省調査によると、養護者による虐待は16,599件、養介護施設従事者等による虐待は151件と、養護者による虐待の方が多い。
- オペレーターは、看護師、介護福祉士、医師、保健師、准看護師、社会福祉士又は介護支援専門員でなければならないとされており、医師及び看護師も随時対応サービスのオペレーターになることができる。
正解は…3・4